Agilent 9500 ICP-QQQ とデュアルセルシステムによるハイスループットと低い検出下限の実現

Pub.No. 5994-9128JAJP

革新的なセルを用いた ICP-MS による土壌および堆積物の信頼性の高い高速分析

ICP-MS は初めて商品化されて以来、その優れた感度と多元素測定機能により、土壌および堆積物中の微量元素の定量に適した分析法として、特に環境モニタリングや規制コンプライアンスを支えてきました。こういった重要な環境分析アプリケーションに向けたラボの ICP-MS への移行を支援するため、米国環境保護庁(EPA)は 2007 年に初めて性能にもとづく試験メソッド 6020 を公開し、2014 年にはそれをメソッド 6020B として改訂しました1。メソッド 6020B は現在も、ICP-MS によるヒ素(As)、カドミウム(Cd)、水銀(Hg)、セレン(Se)、鉛(Pb)など、土壌および水性廃棄物中の幅広い元素の定量分析に世界中で使用されています。従来、サンプル分析に関するメソッド 6020B の要件を満たすため、コリジョンリアクションセル(CRC)を搭載したシングル四重極 ICP-MS(SQ ICP-MS)が用いられてきました。一般に、ラボでは、干渉のない分析成分や低質量数の成分にはノーガスモード、多原子イオン干渉の影響を受ける成分にはヘリウム(He)コリジョンモード、二価イオン(M2+)の干渉を補正する場合はハーフマスモードなど、干渉を抑制するために複数の取り込み手法を組み合わせて使用しています。このマルチモードアプローチによって、長年にわたりメソッド 6020B の性能および品質管理(QC)基準を満たしてきました。

分野 環境
キーワード 9500、 ICP-MS、EPA 6020B、微量元素分析、環境モニタリング、干渉補正 
掲載年月 2026/06
ページ数 10ページ (PDFファイルサイズ 974kB)

アプリケーションノートを見る
(PDF 974KB)