リチウムイオン電池の性能や安全性に影響を与える混入異物の微量分析

Pub.No. 5994-5509JAJP

LIB カソード材料中の微量元素のICP-MS 分析

充電式電池(主にリチウム(Li)イオン電池(LIB))は、家庭用電化製品からグリッドストレージまで、さまざまな製品に使用されています。メーカーが化石燃料への依存を減らそうとしているため、電気自動車(EV)での LIB の使用もますます増加しています。

典型的な LIB の重量とコストの約 25% はカソードであり、Co 含有量がコストの大部分を占めます。カソードの容量・安定性・寿命は、カソード活性物質(CAM)の形態と純度に大きく影響されるため、原料中および製造中の混入異物の管理は業界にとって極めて重要です。本報ではリチウムイオン電池の性能や安全性に影響を与える混入異物を ICP-MS で微量分析した事例を紹介します。

◆関連分析例も公併せてご覧ください。
リチウムイオン電池アノードの分析 ICP-MS による元素不純物の正確な測定
リチウムイオン電池の分析 ICP-MS による元素不純物の正確な測定メソッド

分野 半導体/電子材料エネルギー&石油一般化学(スペシャリティケミカル)
キーワード リチウムイオン電池、微量元素分析、Lithium cathode impurities; Li Ion battery materials analysis; ICP-MS battery materials 
掲載年月 2023/04
ページ数 2ページ (PDFファイルサイズ 334kB)

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