ターゲットLC/MS メソッドでの胆汁酸のプロファイリング

Pub.No. 5994-4956JAJP

腸内微生物叢からの胆汁酸をターゲットとする精密な LC/MS/MS メソッド

二次胆汁酸は最もアバンダンスが高くて変化しやすい微生物叢由来の代謝物であり、宿主の生理機能に影響を与えることが示されています。しかし、個々の組成の違い、生物学的活性、バクテリア株、生成時の分子経路の多くが未解明です。最近はサンプル前処理に手間のかかる確立済みの GC/MS アプローチの代わりとして、ターゲットLC/MS メソッドでの胆汁酸のプロファイリングへの関心が高まっています。このアプリケーションノートでは、構造が近い胆汁酸異性体を効率よく分離すると同時に、カラムで脂質が蓄積する問題も解決してメソッドの堅牢性を向上させるために、独自の移動相システムによるクロマトグラフィーメソッドを開発しました。LC メソッドに加え、最適化された MRM パラメータを使用してトリプル四重極質量分析計を操作し、胆汁酸の高感度かつ特異的な検出を実現しました。

分野 オミクス
キーワード method; bile; acids; gut; microbiome; LC/MS/MS 
掲載年月 2025/09
ページ数 12ページ (PDFファイルサイズ 1.35MB)

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