Agilent AdvanceBio SEC 120 Å 1.9 μm PEEK ライナ付きカラムを用いた 抗体フラグメント薬物複合体の分析

Pub.No. 5994-3045JAJP

Agilent AdvanceBio SEC 120 Å 1.9 μm PEEK ライナ付きカラムを用いた 抗体フラグメント薬物複合体の分析

抗体薬物複合体(ADC)は通常、薬剤リンカー(約 2 kDa)を IgG 抗体全体(約 150 kDa)に複合化して形成し、最大 8 の薬物抗体比(DAR)で構成されます。こうして形成された抗体は約 10 % w/wに修飾されますが、抗体の主な特性の大部分は変更されずに維持されます。抗体の一本鎖 Fv(VH および VL)のような抗体フラグメントは、IgG(約 30 kDa)の約 5 分の 1 のサイズであり、DAR をさらに高くする(約 10)ように修飾できます。こうして形成された抗体フラグメント薬物複合体(FDC)では、約 65 % w/w のタンパク質修飾を示します。このような極端な修飾により複合体の特性が大幅に変化する場合があり、分析に新たな課題が生じてしまいます。 本資料では、FDC DAR 分析および反応混合物中の複合体のモニタリングに使用できるメソッドを紹介します。

分野 バイオ医薬品/医薬品
キーワード Agilent AdvanceBio SEC column; Agilent 1290 Infinity LC System; Agilent 6545XT AdvanceBio LC/Q-TOF; antibody-fragment drug conjugate 
掲載年月 2021/03
ページ数 6ページ (PDFファイルサイズ 1.86MB)

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