Access Agilent 2016年6月号

新しい Agilent 1260 Infinity II LC システムがより高いレベルの操作効率を提供

MStefanie Kreppenhofer、アジレント製品マネージャ、分析 HPLC

今日の多忙なラボではダウンタイムは許されません。このため、こうした時間的制約の厳しいラボで用いられる LC プラットフォームは堅牢で信頼性が高いことが重要です。新しい Agilent 1260 Infinity II LC は Agilent InfinityLab ファミリの中核を形成し、最新の技術を完璧にマッチしたカラムおよび消耗品と組み合わせます。また、アジレントの OpenLAB ソフトウェアおよび CrossLab サービスを加えることにより、日々あらゆる点において最高の信頼性のある結果を得ることができます。

図 1. Agilent InfinityLab ファミリの機器、カラム、消耗品。

図 1. Agilent InfinityLab ファミリの機器、カラム、消耗品。

図 2. アプリケーション要件に適した検出手法を選択できます。オプションには紫外可視、蛍光、屈折率、蒸発光散乱、質量選択の検出があります。

図 2. アプリケーション要件に適した検出手法を選択できます。オプションには紫外可視、蛍光、屈折率、蒸発光散乱、質量選択の検出があります。

コンスタントな分析効率を実現

分析効率は分析データの品質を左右し、したがって科学者に最終結果の信頼性を提供します。Agilent 1260 Infinity II LC (図 1) は、溶媒送液、サンプルハンドリング、検出のための広範なモジュールを備えているため、分析の困難な課題を解決するために必要な柔軟性を実現します。Agilent 1260 Infinity II バイナリポンプAgilent 1260 Infinity II クォータナリポンプはいずれも最高 5 mL/min の流量で最大 60 MPa (600 bar) の圧力を提供します。さらに、1260 Infinity II クォータナリポンプは分取アプリケーション用に最高 10 mL/min の流量を処理します。これらのポンプは Agilent InfinityLab Poroshell 120 カラムと統合して高分離能での高速 (UHPLC) 分離を確実なものにします。各カラムには、固定相および次元の詳細があらかじめプログラムされ、カラム ID タグを付けることができます。使用中、履歴を追跡でき、どのカラムがインストールされているかが示されます。これにより、ユーザーは高速で信頼できる結果を得ることができ、メソッドを迅速かつ容易に開発できます。

Agilent InfinityLab クイックコネクトフィッティングによりカラムを簡単に取り付けできるようになり、数百回再接続をした後もリークのない接続とゼロデッドボリュームを実現します。また、接続はわずか数秒で完了します。Agilent InfinityLab LC シリーズでは、紫外可視、蛍光、屈折率、蒸発光散乱、質量選択などの検出からユーザーはアプリケーション要件に適した検出手法を選択できます (図 2)。

図 3. クイックチェンジ切り替えバルブとカラム ID タグを含む Agilent 1260 Infinity II マルチカラムサーモスタット。

図 3. クイックチェンジ切り替えバルブとカラム ID タグを含む Agilent 1260 Infinity II マルチカラムサーモスタット。

図 4. Agilent 1260 Infinity II マルチサンプラは独自のデュアルニードル設計によってサイクル時間を短縮します。

図 4. Agilent 1260 Infinity II マルチサンプラは独自のデュアルニードル設計によってサイクル時間を短縮します。

コンスタントな機器効率を実現

機器効率は、サンプルおよびカラムキャパシティ、さまざまなニーズやワークフローに対する柔軟性、使いやすさで評価されます。Agilent 1260 Infinity II マルチカラムサーモスタット (図 3) は最大 4 つの 30 cm カラムを搭載できます。カラムは InfinityLab 4 カラムクイックチェンジ切り替えバルブによって自動的に選択され、カラムを取り外したり再接続したりする必要がありません。次世代の InfinityLab クイックコネクト熱交換器によりユーザーはプレカラム溶媒温度を安定させ、リテンションタイムとピーク面積の再現性を得ることができます。

Agilent 1260 Infinity II マルチサンプラ (図 4) は、バイアルとマイクロタイタープレートの両方を扱うことができ、Agilent LC スタックの設置面積で最大 6,144 のサンプルを収容するコンパクトなオートサンプラです。アジレント独自のデュアルニードル設計により、無駄のないオーバーラップ注入方式を用いサンプルを並列処理してサイクル時間を効率的に短縮できます。また、マルチウォッシュ機能により、キャリーオーバーを 10 ppm 未満に低減できます。Agilent OpenLAB CDS ソフトウェアは、機器コントロール、データ解析、データ管理、高度なレポート作成などを含め Agilent 1260 Infinity II LC の最も包括的で、完全に追跡可能な管理を実現します。

コンスタントなラボ効率を実現

ラボ効率は機器がラボのインフラストラクチャにいかに適切に統合されているかによっても測定できます。Agilent 1260 Infinity II LC は、従来のメソッドからのシームレスな移管および現在、将来を問わず段階的なアップグレードを可能にします。流路およびミキシング挙動は、1100 または 1200 機器で開発されたメソッドを変更せずに直接移管できるように設計されています。また、新しいモジュールは Agilent 1100 および 1200 シリーズ LC などの古い機器に追加でき、段階的に効率を高め、現在の投資を最大活用できます。

Agilent OpenLAB CDS は 1260 Infinity II LC および 6100 シリーズシングル四重極 LC/MS に最適です。さらに要求の厳しい LC/MS アプリケーションについては、Agilent MassHunter を用いると Agilent LC とトリプル四重極または四重極飛行時間型 (Q-TOF) LC/MS とを組み合わせて制御することができます。Agilent 1260 Infinity II LC は、統合を容易にする機器コントロールフレームワーク (ICF) を適用することで、任意のラボインフラストラクチャにおける他社の主要なクロマトグラフィーデータシステムによっても制御できます。

Agilent CrossLab は、現在のラボから新しい機器およびソフトウェアにシームレスに移管するための包括的なサービススイートを提供します。また、アジレントの機器サービスおよびラーニングソリューションは、稼働時間を最大にし、管理を簡素化し、機器への投資を保護します。アジレントは、世界中のラボで 1 サンプルあたりのコストを低減するためのツールを提供します。

アジレントは幅広い LC 機器、カラム、アクセサリ、ソフトウェアを提供します。

新しい Agilent 1260 Infinity II LC システムは、日々の結果で最高の信頼性を得るための堅牢な性能を提供します。Agilent 1260 Infinity II LC システムの詳細については、アジレントの製品ページを参照してください。

アジレントは関連するサービスおよびソフトウェアを含め、液体クロマトグラフィー機器、カラムおよび消耗品を提供します。これらの LC ソリューションがどのように効率を高め、多忙なラボで分析の正確さを向上させることができるかについては、アジレントの担当者にお問い合わせください。