AdEasy Adenoviral Vector System

AdEasy™ アデノウイルス ベクター システム

  • E. coli 内での相同組み換えによって大幅に時間を削減
  • 高レベルのタンパク質発現
  • 分裂の有無関係なしに感染
  • 100% にものぼる形質導入率
  • レポーターとして Vitality hrGFP も使用可能
 
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E.coli 内での相同組み換え法による大幅な時間短縮

AdEasy™ Adenoviral Vector Systemは、幅広い種類の細胞に感染してタンパク質を発現させる、組換えアデノウイルスの生産を簡単に行うことのできるシステムです。従来は組換えアデノウイルス・ベクターの構築に、アデノウイルス・ゲノムへの直接クローニングや、哺乳類細胞での相同組換えを利用した方法が採用されてきましたが、技術的困難を伴う、長時間かかるなどの問題点がありましたが、本システムでは相同組換えを大腸菌内で行うことにより簡単かつ短時間でベクターを構築可能です。

本システムでの組換えアデノウイルス・ベクターの構築は、次の2つのステップで完了します。まず、pShuttle Vector(シャトルベクター)の発現カセットに目的遺伝子をサブクローニングします。次に、目的遺伝子を含むシャトルベクターとpAdEasy-1 Vectorを大腸菌(BJ5183株)に同時に形質転換し、相同性組換えを誘発することにより、目的遺伝子を含む発現カセットをアデノウイルスのゲノム内へ移行させます。

構築された組換えアデノウイルス・ベクターを直鎖状にし、AD-293細胞にトランスフェクトすることにより、組換えアデノウイルスを生産します。

高レベルのタンパク産生と広いホスト幅

アデノウイルスは幅広いタイプの細胞に感染させることができ、ホスト細胞の細胞分裂に左右されません。哺乳類細胞でタンパク質を産生させるには、高効率の遺伝子デリバリーと高レベルの遺伝子発現が必要となりますが、どちらもアデノウイルス ベクターを用いることによって達成できます。アデノウイルス ベクターは高い発現レベルを持つので、哺乳類細胞における組み換えタンパク質の過剰発現に利用可能です。哺乳類細胞でタンパク質を発現させた場合には、目的タンパク質は適切な翻訳後修飾を受け、正しくフォールディングされますが、原核細胞をもちいたシステムでの過剰発現の場合には実現できないことです。

ウイルス パッケージングに適した、粘着性のある AD-293 細胞

アジレント(旧ストラタジーン)は HEK 293 細胞の特別なサブタイプであり、粘着性が向上したAD-293 細胞を提供しています。この特別な表現型により、ウイルス パッケージングに優れた能力を発揮します。ウイルスの力価向上のために是非AD-293細胞をお試し下さい。

pAdEasy-1 アデノウイルス バックボーン

pAdEasy-1 ベクターは 33.4 kb のプラスミドで、ヒト アデノウイルス血清型 5(Ad5)ゲノムのほとんどの部分を含みますが E1 および E3遺伝子 を欠損しているので、標的細胞において自律的複製は起こりません。

pShuttle クローニング ベクター

pShuttle-CMV ベクターはCMVプロモーターとSV40ポリアデニル化シグナルとの間にマルチクローニング部位があり、目的遺伝子をクローニングすることができます。pShuttle ベクターは、目的遺伝子をCMV以外のプロモーターにより発現させる場合に使用するクローニング・ベクターです。いずれのシャトルベクターも、right arm, left arm領域でpAdEasy-1 との相同組換えが起こり、発現カセットがアデノウイルスゲノムに挿入されます。

Vitality hrGFP レポーターを発現可能なpShuttle vector

pShuttle-IRES-hrGFP-1 、pShuttle-IRES-hrGFP-2も別途購入可能です。これらのベクターは CMVプロモーターとバイシストロン性の発現カセットを持っており、ひとつの転写産物から目的遺伝子とVitality ヒト化 Renilla GFP (hrGFP)を発現させることが可能です。目的遺伝子はFLAG® エピトープまたは 赤血球凝集素(HA) エピトープに融合可能です。

pShuttle-CMV-lacZ コントロール ベクター

pShuttle-CMV のマルチクローニングサイトにlacZ 遺伝子が挿入されたコントロール用ベクターです。

ViraPack トランスフェクションキット

ViraPack トランスフェクションキットは AdEasy XL とは別に提供しています。このキットはパッケージングの際に HEK293 細胞へプラスミドを形質転換するために特別に開発されました。

使用上のご注意

本ページ内のカタログ番号 200157 製品は「遺伝子組換え生物等の使用等 の規制による生物の多様性の確保に関する法律(通称カルタヘナ法)」に示されるところの「遺伝子組換え生物等」に該当する製品です。詳細に関してはアジレントテクニカルサービスへお問い合わせください。

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AdEasy™ Adenoviral Vector System saves weeks of time Generating recombinant vectors in E. coli is easy and takes only three days. Compare that with traditional plaque purification which can require 24 to 44 days. Your experiments will be complete while others are still purifying plaques.
Schematic Overview of the AdEasy System The gene of interest or expression cassette is first cloned into a shuttle vector. The resultant plasmid is linearized by Pme I and contransformed into E. coli strain BJ5183 with the adenoviral backbone plasmid pAdEasy-1. Recombinant adenoviral plasmids are selected on kanamycin and confirmed by restriction digest. The recombinant adenoviral plasmid is then digested with Pac I and transfected into HEK293 cells where it is packaged into virus particles.

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>>  Licensing

AdEasy™ is a trademark of John Hopkins University. 

 
Product Catalog # Amount Price

AdEasy™ Adenoviral Vector System

240009 1 kit お問い合わせください Call
Vectors and cells required to clone recombinant adenovirus
2.5 µg pAdEasy-1 vector, 20 µg pShuttle vector, 20 µg pShuttle-CMV vector, 10 µg pShuttle-CMV-LacZ vector, 5 x 0.1 ml BJ5183 electroporation-competent cells, 5 x 0.1 ml XL10-Gold ultracompetent cells, 50 µl b-mercaptoethanol mix, 10 µl pUC18 DNA control plasmid
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BJ5183 Electroporation-Competent Cells

200154 5 x 0.1 ml お問い合わせください Call
Competent cells for homologous recombination
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BJ5183-AD-1 Electroporation Competent Cells

200157 5 x 0.1 ml お問い合わせください Call
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pAdEasy-1 Vector

240005 2.5 µg お問い合わせください Call
Replication-deficient adenoviral vector
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pShuttle Vector

240006 20 µg お問い合わせください Call
Cloning vector for expression cassette of choice
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pShuttle-CMV Vector

240007 20 µg お問い合わせください Call
Cloning vector for use with CMV promoter
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pShuttle-IRES-hrGFP-1 vector

240081 20 µg お問い合わせください Call
Shuttle vector with FLAG epitope
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pShuttle-IRES-hrGFP-2 vector

240082 20 µg お問い合わせください Call
Shuttle vector with HA tag
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Transfection MBS Mammalian Transfection Kit

200388 1 kit お問い合わせください Call
For highest viral titer use this kit to transfect HEK293 cells: Solution 1: 2.5 M CaCl2, Solution 2: 2x BBS (pH 6.95), Solution 3: Modified bovine serum (MBS), Control Plasmid: pCMV, Beta-gal
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AD-293 Cells

240085 1 x 106 cells お問い合わせください Call
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