Bond Elut PFAS WAX/Carbon S SPE カートリッジ

サンプル前処理製品

Bond Elut PFAS WAX/Carbon S SPE カートリッジ

Bond Elut Dual Phase SPE(固相抽出)カートリッジには、アジレントの革新的な 2 種類の充填剤が用いられています。受賞歴のあるポリマー弱陰イオン交換(WAX)と、独自の高度なハイブリッド炭素材料である Carbon S です。さまざまなペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)に対して優れた抽出性能と流量を実現します。この二層アプローチは、EPA メソッド 1633 の厳格な要件を満たすように特別に設計されており、非飲料水サンプル・土壌/固体・組織などのさまざまな環境マトリックス中の PFAS の分析に、正確で信頼性の高い結果を確実にもたらします。

Bond Elut PFAS WAX/Carbon S 製品は、PFAS 回収率と清浄度に関する厳格な試験を始めとした徹底的な品質管理措置を受けています。これにより、干渉が最小限に抑えられ、低い検出レベルが実現され、厳格な規制メソッドに準拠した正確で信頼性の高い PFAS 分析に必要とされる一貫性・信頼性・堅牢性が得られます。

アジレントは、PFAS WAX/Carbon S 製品を幅広く提供しているため、お客様固有のアプリケーションと予算に最も適したソリューションをお選びいただけます。この製品群には、水性サンプル用に上部に PFAS WAX、下部に Carbon S を配置した層状製品が含まれます。アジレントは、土壌やより複雑なマトリックスを対象に、上層に Carbon S、下層に PFAS WAX を使用した層状製品も提供しています。さらに、コスト効率の良い PFAS WAX と Carbon S のブレンドまたは混合ベッド製品も取り揃えており、すべての EPA メソッド 1633 マトリックスタイプに対応しています。この柔軟性により、ラボ独自のニーズに合った適切な製品を見つけることができます。

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特長

  • EPA メソッド 1633 に準拠
  • PFAS 回収と清浄度に関する厳格な品質管理試験により、広範囲の PFAS 化合物に対する干渉を最小限に抑え、低い検出限界を実現
  • 非飲料水・土壌・堆積物・バイオソリッド・組織などのさまざまな環境マトリックスからの PFAS 抽出において、優れた回収率と再現性を実現
  • 3 層式と 2 ブレンド式(混合床)構成のカートリッジ(6 mL)が利用可能
  • Agilent PFAS ワークフローソリューションへのシームレスな組み込みが可能
  • 固相抽出(SPE)自動化ワークフローとの互換性

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機能および原理

  • EPA メソッド 1633 用 PFAS 検査キット

    EPA 1633 分析を始めたばかりですか?アジレントの PFAS スタートアップキットには、ラボに 1633 を確実に実装するために必要な消耗品と供給品がすべて含まれています。水性サンプルと固体サンプルの両方に対応するキットを備えた Agilent 検査キットで、すぐに分析が始められます。

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  • 環境 PFAS 分析用のサンプル前処理ソリューション

    アジレントは、PFAS 分析のあらゆるニーズに応えるサンプル前処理製品の包括的なポートフォリオを提供しています。サンプルの種類やメソッドに関係なく、PFAS の回収率と清浄度が認定された実績のあるソリューションにより、PFAS 分析における干渉を最小限に抑え、検出レベルを低く抑えることができます。
  • 環境 PFAS 分析用の消耗品ワークフローオーダーガイド

    この資料を用いることで、特定の環境 PFAS 分析メソッドに適した消耗品をすばやく見つけられます。

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アプリケーション

  • EPA メソッド 1633 に準拠した水性サンプルからの PFAS の自動固相抽出

    EPA メソッド 1633 に準拠して、さまざまな水性サンプルからペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)を自動的に固相抽出(SPE)する正確なメソッドが開発されました。従来の 2 段階のサンプル前処理メソッドと比較して、層状化およびブレンドされた Dual Phase Bond Elut PFAS WAX/Carbon S カートリッジはより効率的でした。Bond Elut Dual Phaseカートリッジを使用した SPE の自動化により、精度と回収率が向上し、環境マトリックス中の PFAS 分析を効率化できます。

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  • 土壌中の PFAS の測定

    土壌は、有機成分と無機成分を両方含む複雑なマトリックスであり、その組成は大きく異なる場合があります。一部のマトリックス共溶出物は、LC-MS/MS 分析中に干渉を引き起こす可能性があります。EPA メソッド 1633 に従って分析困難な土壌マトリックスから PFAS を抽出するために、現在、Dual Phase PFAS WAX/Carbon S SPE カートリッジが使用されています。Dual Phase SPE カートリッジの使用により、サンプル前処理が効率化されると同時に、合格基準内の結果が得られます。
  • EPA 1633 PFAS 抽出:アジレントと競合他社の比較

    PFAS の分析に関してEPA メソッド 1633 に従い、Agilent Bond Elut PFAS WAX/Carbon S 固相抽出(SPE)カートリッジを競合製品と比較しました。堅牢な Agilent SPE カートリッジは、他の市販のデュアル充填剤カートリッジと比較して同等の抽出効率と回収率を示しました。

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  • PFAS バックグラウンドの低減:PFC フリー HPLC 変換キット

    微量 PFAS 分析の場合、全フッ素化およびポリフッ素化化合物(PFC)フリー HPLC 変換キットは PFAS バックグラウンドを低減するための完全なソリューションです。このキットは、G7120A & G7167B 付きの 1290 Infinity II システム用です。

    InfinityLab PFC フリー HPLC 変換キットはこちら

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サポート情報/商品

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