FAQ (OpenLAB CDS EZChrom関連)

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カストマコンタクトセンター

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OpenLAB CDS EZChrom

A一般情報

(A)一般情報

1. 製品の特徴・インフォメーション

2. 各種マニュアル関連

3. アジレント ウェビナー(eセミナー)

4. アジレント ウェビナー(eセミナー)

AOpen LAB CDS EZChrom

(A)EZChrom 一般情報

1. シングルランで分析スタートしたが、分析がスタートしません。「べースラインチェック」をOnにしています。

「べースラインチェック」をOnにする場合は、スタートするメソッドも「べースラインチェック」がOnになっている必要があります。
メソッドでOnは外れていると、分析がスタートしません。

2. PowerUsers権限でOSにログオンした。その後EZChromにログオンするとき、PowerUsersのユーザー名が表示された。
ただし、そのユーザはEZChromに登録されていない。その時、Project名も表示されない。

OSのユーザーを管理者権限に登録してください。

3. 分析終了後、機器ステータス画面で、システムオンやポンプ流量変更が出来ない。

【結果レビューモード】になっています。コントロールからモニター[装置名]を選択してください。

4. デスクトップ上のショートカット「オンライン装置」から起動すると、Windowが起動中のままになる。画面右上に「接続中…」と表示されている。

「プロジェクトの選択」画面が後ろに隠れています。Ctrl+Alt+Deleteキーを同時に押してタスクマネージャーを起動し、
「プロジェクトの選択」を選択し、切り替えボタンを押してください。
プロジェクトを選択すれば、EZChromは起動します。

5. 三次元で取ったクロマトグラム(+スペクトル)データを任意の時間でスペクトルを表示させたい。

表示→PDA表示→ミックスビューより、操作>「重複クロマトグラム」をクリックしてください。
PopupしたWindowのクロマトグラム欄にご覧になりたい時間を入力し、「閉じる」ボタンを押してください。

6. 三次元で取ったクロマトグラム(+スペクトル)データを任意の波長でクロマトグラムを表示させたい。

表示→PDA表示→ミックスビューより、操作>「マルチクロマトグラムテーブルに追加」をクリックください。
PopupしたWindowのクロマトグラム欄にご覧になりたい波長を入力し、「追加」ボタンを押した後に、「閉じる」ボタンを押してください。
さらに、ミックスビュー内のクロマトグラムの表を右クリックし、「トレースの追加」>「現在のデータから」を選択してください。
上方の「トレース」をプルダウンし、追加した波長を選択してください。

7. OpenLAB版のEZChrom版を導入したところ、いままでのEZChromと異なり「機器アクティビィティーログ」にすべての記録がされなくなってしまった。
全てのログブックを確認するにはどうすればよいか。

「機器オンライン画面」と「機器オフライン画面」での「機器アクティビィティーログ」では、250行分ぐらいまでとなります。
「OpenLAB コントロールパネル」の「システムアクティビィティーログ」には全てが記録されますのでこちらを確認してください。
確認方法は、添付のドキュメントをご覧下さい。

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8. クライアント・サーバ システムのシャットダウン・再開について

本項目は、OpenLabシステム共通(OpenLab用サーバ:ECM、DataStore、ECMXT、CDS Serverによるシステム)となります。

前提

  • 本文は、ドメインコントローラ(サーバ)をWindowsネットワークのユーザ認証とセキュリティ管理に利用して、弊社OpenLab用サーバ、
    機器コントローラ(AIC)、測定・解析用クライアント、各種分析装置をWindowsのネットワーク下で構成したシステムを対象といたします。
  • サーバ、機器コントローラ、クライアント、分析装置のシャットダウン・再開、および付属する無停電電源装置の停止・再開、
    バックアップ手順についての個々の詳細は、システム導入時にお引き渡し済の各手順、ならびに弊社FAQの項目を個別にご参照お願いいたします。
  • システムを構成する各サーバ、機器コントローラ、クライアントがお客様 情報管理部門により管理されている場合、既存のポリシーが存在する場合は、お客様 情報管理部門によるポリシーに従って実施をお願いいたします。
  • システムの再開後に、各サーバ、機器コントローラ、クライアント、分析装置の正常稼働を確認する手順については、お客様によるポリシーに従って実施をお願いいたします。
  • 本文は、システムの停止に際して、すべてのサーバを必ず停止することをお勧めするものではございません。
    一般的な事例として、サーバの停止・再開に伴って、長期稼働しているハードディスクが再開後に障害が発生する事があります。
    長期休暇等に際して、サーバの停止を行なう事についてはお客様にてご判断をお願いいたします。
  • システムのシャットダウン、再開の際に、各モジュールでエラーなどが確認される場合は、弊社、またはサーバ ハードウエア ベンダーのサポート窓口へお問い合わせください。

手順

  1. 各種分析装置、測定・解析用クライアントのシャットダウンを実施します。
    (ア) シャットダウンまでに、測定、解析操作を完了させます。
    (イ) 装置の「切断」操作が必要なシステムの場合は、切断を実施します。
    (ウ) 装置を単体で操作する事が可能な場合は、クライアントシャットダウン前後で継続してシステムの洗浄、平衡化などを行ない適宜シャットダウンする事は可能です。
    (エ) 分析装置の各操作、シャットダウン手順は別途に取扱説明書、FAQ等をご参照ください。
  2. 機器コントローラのシャットダウンを実施します。
    (ア) シャットダウンまでに、機器コントローラのバックアップを必要時実施します。
  3. 各OpenLab用サーバをシャットダウンします。
    (ア) 詳細手順はシステム導入時にお引き渡しの資料をご参照ください。
    (イ) シャットダウンまでに、サーバのバックアップを必要時実施します。
  4. ドメインコントローラのシャットダウンを実施します。
    (ア) シャットダウンまでに、サーバのバックアップを必要時実施します。
  5. 各ネットワーク機器:ハブ、スイッチ類 の電源を必要時落とします。

再開時

  1. ドメインコントローラを起動します。
    (ア) 各ネットワーク機器:ハブ、スイッチ類の電源を投入します。
  2. 各OpenLab用サーバを起動します。
    (ア) 起動後、WindowsタスクマネージャでCPU、メモリ、ディスクの使用率が安定させるため10~30min程度待ってから次の手順へ進みます。
  3. 機器コントローラを起動します。
  4. 各種分析装置、測定・解析用クライアントを起動します。

(B)トラブルシューティング

1. OpenLab診断ログ、アクティビティログの採取・保存手順

トラブルシューティング時に採取する内部ログの保存方法について

OpenLab CDS 2、OpenLab CDS Chemstation、OpenLab CDS EZChrom共通の手順です。

  • 弊社サポートよりトラブルシューティング目的として、OpenLabシステムでの診断ログ、アクティビティログのご提供をお願いする場合がございます。
  • その際は、こちらのファイルで手順をご参照いただき、弊社へアップロード、送付をお願いいたします。
  • 具体的なアップロード先、送付の方法については、担当エンジニアからの依頼を参照ください。

2. OpenLabソフトウエアの起動時に、メッセージ[ライセンスが不足しています]が表示される。

本項目は、OpenLab CDS Chemstation Cバージョン、OpenLab CDS EZChrom、OpenLab CDS 2の各製品で共通となります。

該当ソフトウエアの起動時に、エラーメッセージ: 「ライセンスが不足しています」が表示されて起動が中断する場合は、以下の手順をお試しください。

  1. PC再起動
    1. OpenLab関連のプログラムをすべて完了し、PCを再起動して再発の有無をご確認ください。
    2. PC再起動のみで解消しない場合は、手順2をお試しください。
  2. ライセンス関連ファイルの削除 →PC再起動
    1. OpenLab関連のプログラムをすべて完了し、Agilent OpenLab関連サービスを停止します。
    2. タスクマネージャ: サービス タブを選択し、画面右下の「サービス管理ツールを開く」ボタンを実行します。
    3. サービス管理ツール:Agilent OpenLab Diagnostics Toolsサービスを右クリック→停止 を実行します。
    4. 「別のサービスの停止」画面が表示されるので、「はい(Y)」ボタンを実行して進みます。
    5. サービス管理ツール: Agilent OpenLab License Server サービスを右クリック→ 停止 を実行します。
    6. 以下のファイル2点を削除、またはデスクトップなどへ移動してください。
      1. C:\ ProgramFiles(x86)\ Agilent Technologies \ OpenLABServices \ Licensing \ Flexera \ conf \ concurrent_state.xml
      2. C:\ ProgramFiles(x86)\ Agilent Technologies \ OpenLABServices \ Licensing \ Flexera \ conf \ activation_state.xml
  • 削除完了後にPCを再起動し、再発の有無をご確認ください。

※ 上記手順をお試し頂いて改善しない場合、弊社サポート窓口へご相談ください。