Pub.No. TI 16B2G1-060
カルボフランは広く使用されているN-メチルカルバメート系殺虫剤で、多くの食品に対して残留基準値が設定されています。更に2000年の水質試験法の改定では、新たに監視項目として追加される予定です。この農薬の作物中の告示残留分析法はポストカラムラベル化によるHPLC/蛍光分析法が採用されています。しかし、この方法では高感度分析は困難で、より高感度、高選択的な分析法が必要です。今回はエレクトロスプレー法によるLC/MSでの分析を試みました。更に大量注入法により、試料前処理なしの直接分析の可能性についても検討を行いました。
●分野 | : | 食品、環境 |
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●キーワード | : | カルボフラン、殺虫剤、TI 16B2G1-060 |
●掲載年月 | : | 2001/01 |
●ページ数 | : | 2ページ (PDFファイルサイズ 45kB) |