ICP-MSによるウラン(U)の同位体比測定および検出限界

ICP-MSによるウラン(U)の同位体比測定および検出限界

Pub.No. TI 15F1D1-010

【要旨】

"ウランの天然同位体比は234Uが0.0058%、235Uが0.71%、残りが238Uですが、核燃料反応器から回収されるウランの場合は、反応生成物である236Uを極微量レベル含有します。 したがって、原子力分野ではどのような状態で核分裂が起こっているかを判断する材料として、核燃料及び中間生成物中の235/238U同位体比及び236Uの測定を行うことが重要です。精密な同位体比測定にはマルチコレクタータイプのTIMS が通常用いられています。TIMSを用いると、0.05%以下の精度で同位体比を求めることが可能です。しかし、測定スピードが遅く、特別なサンプル前処理が必要となります。 一方、HP 4500 ICP-MSを用いると、迅速・簡便にウランを低濃度まで測定することができます。 このアプリケーションニュースではHP 4500を用いた235/238U同位体比と236Uの測定結果を報告します。

*HP 4500ICP-MSをご利用のお客様へ

分野 一般化学(スペシャリティケミカル)
キーワード ウラン、U、低濃度、同位体比測定、TI 15F1D1-010 
掲載年月 2000/12
ページ数 2ページ (PDFファイルサイズ 185kB)

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ウラン標準物質(SRM U050) (U 100μg/L)のスペクトル