同一カラムを用いる水質分析の効率化

Pub.No. MS-200703-004

同一カラムを用いる水質分析の効率化(固相抽出及び溶媒抽出-GC/MS法)

水質分析においてGC/MS法が採用されている複数の分析項目を同一カラムを用いて、分析の効率化を図りました。カラムは、HP-5MS SV 30m, 0.25mm, 0.5?m (Part No. 19091S-139)を用い、低沸点化合物から高沸点化合物までの分析を可能にしました。複数の分析項目を同一カラムで測定することで、検査を効率化し迅速に行うことが可能となります。そのため、危機管理等にも十分対応することができると考えられます。

分野 環境
キーワード 水質分析、同一カラム、効率化 
掲載年月 2007/03
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使用分析装置

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Agilent GC/MSD

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分析結果の一例

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ジオキサン (精製水 5μg/l 添加)

  • ①1,4-ジオキサン m/z 88, 58
  • ②1,4-ジオキサン-d8 m/z 96, 64

分析結果の一例

分析結果の一例2 イメージ画像クリックして拡大表示ができます。

カビ臭 (精製水 1ng/l 添加)

  • ①2-MIB m/z 95, 107
  • ②ジェオスミン m/z 112, 125

分析結果の一例

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ホルムアルデヒド (精製水 8μg/l 添加)

  • ①ホルムアルデヒド m/z 181, 195
  • ②1-クロロデカン m/z 91, 105