Pub.No. LC-MS-201606HK-004
HPLC 分離の際に多用されるリン酸やリン酸塩は不揮発性の添加剤です。不揮発性の塩を使用した既存の分離条件は LC/MS に適さないため揮発性添加剤を使用した分離条件に変更する必要がありますが、ピークの溶出順が変化したり、クロマトグラムの溶出パターンが変わること があります。
ここでは、アテノロールと不純物を揮発性移動相で分離しつつ、バルブを用いて不純物ピークをハートカットし、MS 検出を行いました。 ハートカットした不純物ピークの良好なスペトルを得ました。
●分野 | : | 製薬/バイオ医薬品 |
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●キーワード | : | バルブソリューション、不揮発性移動相のMS検出、不純物分析、アテノロール |
●掲載年月 | : | 2016/06 |
●ページ数 | : | 2ページ (PDFファイルサイズ 598kB) |