Pub.No. 5994-8304JAJP
ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)でヘリウムガスから代替キャリアガスの導入を検討するケースが増えています。代替キャリアガスは一部の化合物でヘリウムキャリアガスとはマススペクトルに違いが見られることが知られており、さらにガスによっては絶対的な感度差もあります。確実な定性が求められる法科学分野においては、ヘリウムキャリアガス使用時と代替キャリアガス使用時の定性結果の差異について注意深く検証する必要があります。
そこで本アプリケーションノートではヘリウムキャリアガスおよび代替キャリアガス(水素、窒素およびアルゴン)で得られた薬物のマススペクトルの一致度について検証しました。従来のエクストラクタイオン源に加え、水素キャリアガス専用の HydroInert イオン源についても検証を行いました。
分野 | 法医学 |
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キーワード | 薬物; 法医学分析; GC/MS; 代替キャリアガス |
掲載年月 | 2025/04 |
ページ数 | 6ページ (PDFファイルサイズ 4.05MB) |