LC/MS と固相抽出カラムを用いた作物中 29 種 PFAS の高感度一斉分析

Pub.No. 5994-8271JAJP

Agilent 6475 トリプル四重極 LC/MSシステムおよび新規固相抽出カラムを用いた作物中 29 種 PFAS の高感度一斉分析法

ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)は、優れた撥水性と撥油性の両性質を有していることからさまざまな分野で利用されています。一方、PFAS は環境中に放出されるとその安定性と難分解性のために生態系や人間への暴露が懸念されており、我が国では環境省が2020 年に、環境水中 PFOS および PFOA の合算で暫定指針値を 0.05 μg/L(ppb)以下に設定しました。

食品に関しては、食品安全委員会が 2025 年に PFOS/PFOA の耐容一日摂取量(TDI) を 20 ng/kg 体重/1 日と設定しました。また、欧州では、EFSA が PFOS、PFOA、PFNA および PFHxS の動物性食品中の最大基準値が設定されるべきとしています。 このアプリケーションノートでは PFAS の汚染が懸念されるウリ科および葉物野菜中 PFAS の分析に新規固相抽出カラムによる迅速試料精製法および大量注入 LC/TQ 法を用いた高感度一斉分析法を紹介します。

分野 食品および飲料検査
キーワード PFAS; 食品分析; LC/MS; Feed 注入; Captiva EMR; 野菜 
掲載年月 2025/04
ページ数 5ページ (PDFファイルサイズ 20041153B)

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(PDF 19.11MB)