Captiva EMR—LPD パススルークリーンアップと LC/MS/MS による食品中の多成分残留農薬の測定

Pub.No. 5994-5129JAJP

Captiva EMR—LPD パススルークリーンアップと LC/MS/MS によるツリーナッツ中のマルチクラス、多成分残留農薬の測定

このアプリケーションノートでは、4 種類の一般的なツリーナッツであるアーモンド、ペカン、カシュー、およびヘーゼルナッツ中の残留農薬の分析で使用する多成分残留分析メソッドの開発と最適化について説明します。このメソッドには、Agilent Bond Elut QuEChERS AOAC 抽出キットによる抽出、その後の Agilent Captiva Enhanced Matrix Removal–Low Pigment Dry(EMR–LPD)によるパススルークリーンアップ、および LC/MS/MS が含まれています。新しく開発したメソッドでは、分析困難なツリーナッツマトリックス中の多数の農薬の分析において効率的なマトリックス除去、許容できるターゲット定量結果、および低い失敗率が実証されました。4 種類のツリーナッツで分析した合計 125 種類の LC で検査可能な農薬について、平均回収率 > 90 % および平均 RSD < 10 % という優れたメソッド定量結果が得られました。乾燥残留物の重量によるマトリックス除去評価では、ツリーナッツの共溶出物の > 64 % が除去されたことが示されました。

分野 食品および飲料検査
キーワード Agilent Captiva EMR-LPD、 passthrough cleanup、 pesticide analysis、 Carbon S、 Captiva EMR-Lipid 
掲載年月 2022/10
ページ数 13ページ (PDFファイルサイズ 812kB)

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