蒸発光散乱検出による最高の分離能のためのクォータナリメソッド開発

Pub.No. 5994-4709JAJP

脂質ナノ粒子の分析

脂質ナノ粒子(LNP)は、製薬業界で核酸の有望な送達媒体として注目されるようになっています。最終的な医薬品の安全性と有効性を保証するために、脂質成分は、組成および比率、分解について分析による特性解析が求められます。このアプリケーションノートでは、パチシラン(商品名 オンパットロ)の脂質成分を分析するための液体クロマトグラフィーメソッドの開発をクォータナリ設定で示します。メタノール(MeOH)とアセトニトリル(ACN)を組み合わせたメソッドにより、4 つの LNP 成分が最適に分離され、優れたピーク形状、精度、感度が得られました。Agilent 1290 Infinity II ELSD を備えた Agilent 1290 Infinity II Bio LC は、UV 吸収のない脂質成分の汎用的な検出を可能にします。さらに Agilent 1290 Infinity II ELSD の高いダイナミックレンジにより、パチシラン様サンプル中の 4 つの脂質すべてを検出できます。

分野 バイオ医薬品/医薬品
キーワード quaternary; method; development; analysis; lipid; nanoparticle; composition; ELSD 
掲載年月 2022/08
ページ数 8ページ (PDFファイルサイズ 1.30MB)

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(PDF 1.3MB)