高分解能 LC/MS を用いたmRNA 5

Pub.No. 5994-3984JAJP

高分解能 LC/MS を用いたmRNA 5

SARS-CoV-2 の大流行により、mRNA の工業的な生産に注目が集まっています。mRNA ワクチンはウイルスに対して最も効果的な手段の 1 つであることが証明されており、in vitro 転写により合成された高品質の mRNA に依存しています。1mRNA がタンパク質に効率的に翻訳されるかどうかは、転写プロセス中2または転写プロセス後3に mRNA に付加されるキャッピングと呼ばれる 5'-末端ジヌクレオチド修飾に大きく依存しています。ここで重要なのは、正常にキャッピングされる物質の割合と付加されたキャッピング構造の種類は、インプットする物質の品質、反応条件、mRNA 配列などの要因に影響されるということです。このため mRNA 5' キャッピングは重要な品質特性であり、十分な特性解析とモニタリングが必要です。

分野 バイオ医薬品/医薬品
キーワード mRNA; Poly-A Sequence; Vaccines; Vaccine; gene therapies; CQA; Critical Quality Attributes 
掲載年月 2021/10
ページ数 10ページ (PDFファイルサイズ 1.65MB)

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