SVOC 分析における Agilent 7000D GC/TQ のフルスキャンデータ取り込みモードでの性能の評価

Pub.No. 5994-3859JAJP

半揮発性有機化合物のフルスキャン定量分析

SVOC 分析における Agilent 7000D トリプル四重極 GC/MS システム(GC/TQ)をフルスキャンデータ取り込みモードで動作させ、環境サンプル中の半揮発性有機化合物(SVOC)を定量分析しました。GC/TQ システムの使用条件を適切に設定することにより、幅広いダイナミックレンジにわたって優れたスペクトルライブラリ一致スコア、高感度、および直線性を実現しました。リテンションタイムロッキング(RTL)機能を使用して、リテンションタイムを GC/TQ と GC/MSD システムで同じにすることにより、確認プロセスを簡略化できます。このアプリケーションノートでは、GC/TQ をフルスキャンデータ取り込みモードで動作させてデータ取り込みと処理を実施する際のガイドラインについて示します。これらのガイドラインに従って検量範囲 0.4 ~ 100 ppm で SVOC を分析したところ、、GC/TQ のフルスキャン性能はシングル四重極 GC/MSD システムと同等でした。

分野 環境
キーワード Agilent 7890B GC; Agilent 7000D GC/TQ; SVOCs; Agilent 5977 Series GC/MSD; retention time locking; sample screening; compound identification 
掲載年月 2021/12
ページ数 10ページ (PDFファイルサイズ 1.06MB)

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