Agilent Vaya ラマンシステムによる紙袋越しの原材料の直接同定

Pub.No. 5994-2090JAJP

Agilent Vaya ラマンシステムによる紙袋越しの原材料の直接同定

紙袋は、医薬品の製造に使用する原材料の一次または二次容器としてよく用いられます。廃棄やリサイクルが簡単で、環境への影響を最小限に抑えられるため、長きにわたって広く利用されています。また、大量の原材料を梱包・出荷する最もコスト効率の良い方法でもあります。ラクトース一水和物、マンニトール、微結晶セルロース、スクロースなどの賦形剤は、多層紙袋で製薬会社に供給されるのが一般的です。 Agilent Vaya ラマンシステムは、容器が透明でも不透明でも、容器越しに原材料の同定が可能なハンドヘルド分光装置です。Vaya ラマンシステムにより、GMP 環境での原材料受け入れの簡素化と効率化が可能になります。このアプリケーションノートでは、医薬品倉庫で Vaya 機器を使用して紙袋越しに原材料を同定する方法について説明します。

分野 材料試験・研究バイオ医薬品/医薬品
キーワード receiving inspection; Annex 8; GMP; Raman; identify verification; materials identification; through container identification 
掲載年月 2020/07
ページ数 4ページ (PDFファイルサイズ 725kB)

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(PDF 726KB)