Agilent 7820A ガスクロマトグラフによるベンゼン中の微量炭化水素分析

Pub.No. 5990-3548JAJP

Agilent 7820A ガスクロマトグラフによるベンゼン中の微量炭化水素分析

ベンゼンの製造過程やそれを使用するプロセスにおいて、ベンゼンに含まれる不純物の情報は品質管理において非常に重要です。ASTM D4492 [1] を用いて、C9 までの非芳香族化合物、トルエン、C8 芳香族化合物、1,4-ジオキサンといったベンゼン中の不純物を分析しました。ベンゼンや他の芳香族溶媒の分析には、使いやすく効率の良い Agilent 7820A ガスクロマトグラフが適しています。

本アプリケーションでは、スプリット/スプリットレスキャピラリ注入口と水素炎イオン化検出器 (FID) を備えた Agilent 7820A GC を使用し、GC コントロール、データ取り込みおよびデータ解析には、Agilent EZChrom Elite Compact ソフトウェアを用いました。Agilent 7820A GC はオートサンプラ(ALS) に対応しているため、注入から最終レポート作成に至るまでの全過程で、完全な無人操作が可能です。

分野 エネルギー&石油
キーワード ベンゼン、炭化水素、芳香族 
掲載年月 2009/08
ページ数 4ページ (PDFファイルサイズ 180kB)

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使用分析装置

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Agilent 7820A GCシステム

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分析結果の一例

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ベンゼン中に添加した微量不純物の分析。
オーブン温度プログラム:75℃ (10 分)- 3℃/min - 100℃、サンプル量:0.5 μL、スプリット比:30:1。