ZORBAX Eclipse Plus カラムを用いた水溶性ビタミンの逆相 HPLC 分離

Pub.No. 5989-9313JAJP

ZORBAX Eclipse Plus カラムを用いた水溶性ビタミンの逆相 HPLC 分離

6 種類のビタミン B およびビタミン C の混合物を、同一の Agilent ZORBAX Eclipse Plus C-18 相の 3 種類の粒子径および寸法のカラムで分離しました。使用した粒子径および寸法は、5 μm (4.6 × 150 mm)、Rapid Resolution (RR) 3.5 μm (4.6 × 100 mm)、RR High Throughput (RRHT) 1.8 μm (4.6 ×50 mm) です。単純なリン酸バッファのメタノール移動相グラジエントを使用しました。このメソッドは、米国薬局方 (USP) メソッドを補完するものとして設計されました。

USP メソッドでは各ビタミンが異なるメソッドにより異なるカラムでのみ分離され、一部では複雑なイオン対試薬が用いられます。短いカラムの使用により、分離能を損なわずに、分離スピードを向上させることができました。1.8 μm カラムでは、すべての化合物が 3.5分で分離されました。カラム長と粒子径を小さくした場合には、感度も著しく向上しました。

HPLC メソッドを用いて、マルチビタミン剤や各種ソフトドリンクなどの市販製品に含まれるビタミンを分析しました。本研究で使用したカラムでは良好な分離能が得られましたが、RRHT カラムではそれに加えて、分離能やスピードを損なわずに、迅速なメソッド開発を行なうことができました。ZORBAX Eclipse Plus カラムは高い効率と優れた性能を示し、テーリングも最小限に抑えられました。

分野 食品および飲料検査バイオ医薬品/医薬品
キーワード 水溶性ビタミン、逆相HPLC分離、ZORBAX Eclipse Plus カラム 
掲載年月 2009/05
ページ数 8ページ (PDFファイルサイズ 584kB)

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使用分析装置

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Zorbax Eclipse Plus C18 カラム /
Agilent 1200 シリーズ RRLC システム

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Agilent ZORBAX Eclipse Plus C-18 カラムの拡張性と、
分析時間および圧力に与える影響

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