RRHT LC/MS/MS を用いた尿中のアヘン類の定量分析

Pub.No. 5989-7213JAJP

RRHT LC/MS/MS を用いた尿中のアヘン類の定量分析

Agilent 6410 トリプル四重極質量分析計 (QQQ) で、尿中のアヘン誘導体を分析しました。ZORBAX C18、2.1 x 50 mm、粒径 1.8 μm カラムを搭載したラピッドレゾリューションハイスループット液体クロマトグラフを用いて、アイソクラティック分析で 3.5 分以内に、全 7 種類の分析対象成分と、それぞれの内部標準を検出することができました。

各分析対象化合物のクォリファイア/クオンティファイアイオンをモニターし、その比を ± 20% 以内に設定してサンプル中の各成分の存在を確認しました。6-アセチルモルヒネ (6-MAM) を除き、すべてのキャリブレーション標準はマトリックスから抽出し、尿中濃度は 1 ~ 150 pg/μL でした。6-MAM の濃度範囲は 0.067 ~ 10 pg/μL です。抽出後、つまり濃度因子が 6.78 減少したとき、注入濃度は 0.147 ~ 22.12 pg/μL (147 ppt ~ 22.12 ppb) でした。6-MAM では、9.8 ppt ~ 1.5 ppb に相当します。すべての化合物は、非常に良好な直線性 (R2 > 0.99) を示します。

分野 法医学
キーワード アヘン、LC/MS/MS、 
掲載年月 2009/04
ページ数 16ページ (PDFファイルサイズ 1.62MB)

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