Access Agilent 2013年5月号

ラボの騒音を抑えるAgilent 静音ボックスにGC/MS版が誕生

Paul Tripp
アジレントプロダクトマネージャ、MS 関連消耗品

ロータリポンプに静音ボックスを設置した場合の効果については、以前の記事で紹介しました。ラボが静かで落ち着いた場所になれば、アイディアが生まれ、画期的な研究ができるはずです。しかし、GC/MS システム用ロータリポンプで使用可能な静音ボックスがないために、自分のラボではそうした静けさは得られないと思っている方もいるかもしれません。

大変お待たせいたしました。お客様のラボのGC/MSロータリポンプの騒音を低減する静音ボックスがついに発売になりました。これまで、LC/MS および ICP-MS ユーザー向けに、複数の静音ボックスをリリースして好評を博してきましたが、今回、より多くの GC/MS 用のポンプに対応できるように、製品ラインを拡充しました。これにより、Agilent DS42 および DS42i、Edwards E2M1.5、Pfieffer Duo 2.5 ロータリポンプ用のボックスを備えた、Agilent 5973、5975、5977 GC/MS 用の Agilent G6014A「静音ボックス GC/MS」をご利用いただけるようになりました。

騒音を低減する防音機能

新しい Agilent 静音ボックス GC/MS は、防音発泡絶縁材が充てんされたキャビネットにより、ポンプの騒音を大幅に低減します。一体型ファンがボックス内の温度を一定に保ち、オーバーヒートを防止します。また、ポンプが 35 °C の上限を超えそうになったら、音と視覚によるアラームを備えた温度センサーがお知らせします。工具を使わずに簡単にポンプにアクセスできます。使いやすいキックスタンドでポンプを持ち上げ、手間をかけずにオイル交換を実施することができます。取り外し可能なオイルパンにより、簡単に古い油を排出することができるため、簡単で清潔、かつ迅速なオイル交換とルーチンメンテナンスが可能です。また、内蔵 LED ディスプレイにより、ポンプオイルの量や質も簡単にモニタリングできます。

静音ボックス GC/MS は、ロータリポンプの騒音を簡単かつ確実に低減し、ラボを静かで落ち着いた空間に変えてくれます。

多くの機器で使用が可能。ニーズに合った静音ボックスが登場

新しい G6014A 静音ボックス GC/MS は、Agilent DS42、Agilent DS42i、Edwards E2M1.5、Pfieffer Duo 2.5 ポンプに対応できるように設計されています。これらのポンプは、以下の機器で用いられています。

  • Agilent 5971/5972/5973
  • Agilent 5975
  • Agilent 5977

また、上述のポンプを使用する他社製GC/MSシステムでも使用が可能です。

簡単な設置、安全性試験も実施しています。

既存の GC/MS システムのロータリポンプに Agilent 静音ボックスを取り付けたあとは、すぐにポンプをまた稼働させることができます。新しいシステムの追加を考えているなら、はじめから静かで落ち着いた環境を実現してみてはいかかでしょうか。新しい静音ボックスは、長きにわたって活躍してくれるはずです。すべての静音ボックスは、Agilent IEC、EMS、RFI、CE 基準をもとに安全性が試験および認定されており、保証期間は1年間です。

ご自分の耳でお確かめください。

静音ボックス II 取り付け前と取り付け後のロータリポンプの音を聞き、違いを確認することができます。違いを確かめたあとは、ラボの静けさを実現する方法の詳細をいますぐご確認ください。または、お近くのアジレント製品販売店にお問い合わせください。ロータリポンプの騒音を効率的に取り除く方法に関する疑問にお答えします。