Access Agilent 2013年1月号

ラボでのクロマトデータ管理を簡単に:OpenLAB Data Store

Linda Doherty
アジレントシニア製品マネージャ、
OpenLAB データ管理ソリューション

中小規模のクロマトデータを扱うラボは、大規模ラボと同様な情報管理の課題に直面しています。特に、種類の異なる仏数のクロマトデータシステムを、ネットワーク化していないスタンドアローンワークステーションとして管理している場合の複雑さは課題となります。複数の異なるワークステーションでの分析メソッドの共有や、いつも正しいメソッドのバージョンが実行されていることを確認することはわずらわしい作業です。また、各システムを個別にバックアップする必要があるため、データの保全には余計に時間がかかります。さらに、システムデータが保存されたとして、それを使ったシステムの復元が困難になる場合もあります。データを整理して、インデックスつき検索を実行できるソリューションがなければ、過去にアーカイブした情報の検索に何時間もかかることがあります。

OpenLAB Data Store は、機器 15 台以下の OpenLAB CDS ラボ向けに設計されたワークグループソリューションです。(複数のベンダーの装置を持ち、複数の研究分野を行う大規模および分散型のラボに向けたアジレントのデータ管理ソリューションである 「OpenLAB ECM」が網羅できない小規模システム範囲を補完するシステムです。)

図 1. OpenLAB Data Store は、機器 15 台以下の OpenLAB CDS ラボ向けに設計されたワークグループソリューションです。(複数のベンダーの装置を持ち、複数の研究分野を行う大規模および分散型のラボに向けたアジレントのデータ管理ソリューションである 「OpenLAB ECM」が網羅できない小規模システム範囲を補完するシステムです。)
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OpenLAB Data Store は、機器 15 台以下の OpenLAB CDS ラボ向けに設計されたワークグループソリューションです。(複数のベンダーの装置を持ち、複数の研究分野を行う大規模および分散型のラボに向けたアジレントのデータ管理ソリューションである 「OpenLAB ECM」が網羅できない小規模システム範囲を補完するシステムです。)

図 1. OpenLAB Data Store は、機器 15 台以下の OpenLAB CDS ラボ向けに設計された
ワークグループソリューションです。(複数のベンダーの装置を持ち、複数の研究分野を行う大規模および分散型の
ラボに向けたアジレントのデータ管理ソリューションである「OpenLAB ECM」が網羅できない小規模システム範囲を
補完するシステムです。)

OpenLAB Data Store では、一台のサーバ上に共有サービスが搭載されています。共有サービスは、ワークグループのユーザおよび機器の集中管理を可能にします。

図 2. OpenLAB Data Store では、一台のサーバ上に共有サービスが搭載されています。共有サービスは、ワークグループのユーザおよび機器の集中管理を可能にします。
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OpenLAB Data Store では、一台のサーバ上に共有サービスが搭載されています。共有サービスは、ワークグループのユーザおよび機器の集中管理を可能にします。

図 2. OpenLAB Data Store では、一台のサーバ上に共有サービスが搭載されています。
共有サービスは、ワークグループのユーザおよび機器の集中管理を可能にします。

OpenLAB Data Store では、保存されているすべてのファイルの完璧なリビジョン履歴が保たれます。査察などの際には、すべてのファイルバージョンを使用できます。ユーザはファイルに電子署名します。

図 3. OpenLAB Data Store では、保存されているすべてのファイルの完璧なリビジョン履歴が保たれます。査察などの際には、すべてのファイルバージョンを使用できます。ユーザはファイルに電子署名します。
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OpenLAB Data Store では、保存されているすべてのファイルの完璧なリビジョン履歴が保たれます。査察などの際には、すべてのファイルバージョンを使用できます。ユーザはファイルに電子署名します。

図 3. OpenLAB Data Store では、保存されているすべてのファイルの完璧なリビジョン履歴が保たれます。
査察などの際には、すべてのファイルバージョンを使用できます。ユーザはファイルに電子署名します。

そうした異種情報の「孤立化」を管理する最良の方法は、ワークステーション間でメソッドやデータを共有できるネットワークシステムへ移行することです。それは簡単なように聞こえますが、残念ながら、中小規模ラボの場合、ネットワーク化をほぼ不可能に思わせるさまざまな問題にぶつかることがあります。第 一に、集中型ストレージの設定は、費用がかかるうえに、特別な IT サービスが必要となります。第二 に、現在提供されているほとんどのデータ管理ソリューションは、大規模ラボ向けに設計されたもので、中小規模ラボのニーズに合うようにスケールダウンするのは容易ではありません。

OpenLAB Data Store――中小規模のラボ向けに設計された大きな可能性

アジレントが開発した新データ管理ソリューション OpenLAB Data Store を使えば、機器 15 台以下のラボでも、ネットワーク型データ管理の効率を活用し、生産性を高めることが容易になります ( 1)。

OpenLAB Data Store は、中小規模のラボのニーズに合うように設計されたシンプルで手ごろなソリューションです。既存のラボのワークフローに影響を及ぼすことなく、必要不可欠な機能にフォーカスすることで無駄をなくし簡素化されています。「オールインワン」型の Data Store サーバなら、ネットワーク環境や集中型ラボ管理への移行を簡単に実行できます。 2に示すように、OpenLAB Shared Services は、ユーザや機器、データを管理するうえでの複雑さを解消します。そのため、導入や使い勝手が簡単です。

重要な情報の追跡も簡単です。OpenLAB Data Store へファイルをアップロードすると、将来のデータ復元を効率よく処理するために、サンプル名、ピーク名、分析者などの関連情報をソフトウェアが自動的に抽出およびインデックス化します。必要な情報を迅速に検索したい場合でも、最先端の検索エンジンが用いられているため、検索結果を即座に得ることができます。

規制コンプライアンスを簡単に

情報の整理や保存されたデータの検索の高速化に加えて、Agilent OpenLAB Data Store は、規制コンプライアンスに必要なあらゆる機能も備えています ( 3)。

  1. 正確かつ完璧な記録の複製
  2. すべての関連記録のバージョン管理によるトレーサビリティの確保
  3. 作成時から OpenLAB Data Store への自動送信時までの間に、データ取込、
    再解析、インタラクティブな変更が発生した場合、ただちに記録を保存
  4. データ複製の制御
  5. CDS(クロマトデータシステム) へアクセスする前に、OpenLAB Data Store へのログインを必須とする設定
  6. ユーザから独立したタイムスタンプオーディットトレールにより変更記録を捕捉

すぐに使える完璧なソリューション

カスタマイズなしで購入後すぐに使える、配備の簡単なネットワークソリューションをお探しですか?それなら、OpenLAB Data Store がぴったりです。なじみのある OpenLAB のワークフローを踏襲しているため、トレーニングが最小限ですみます。また、適応性が高いので、現在のニーズだけでなく、将来的なラボのニーズにも対応することができます。なによりも、このソリューションは、ライフサイクルのあらゆる段階の科学データを、ラボ全体で統合および管理するために設計された、業界最高のソフトウェアスイートの一角を担うものです。OpenLAB Data Store をラボのワークステーションに追加すれば、導入初日から、効率と生産性の向上により、総使用コストの削減という効果が得られます。Agilent OpenLAB Data Store に備わった多くの利点により、ラボにどのようなメリットが得られるのか、その詳細をいますぐご確認ください。