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Vol.4 からは、アジレントの展示製品について、数回にわたりご紹介いたします。
トップバッターは、LC および LC/MS の製品です。今年は新製品を中心に展示いたします。高性能なだけではなく、環境にやさしく、かつ使いやすさを重視し、幅広いアプリケーションにも対応する、まさに未来のラボにピッタリの新製品です。お見逃しなく!
あらゆるアプリケーションとニーズに対応する効率的な LC
LC 機器、カラム、消耗品を統合した Agilent InfinityLab ソリューションは、高速・超高速液体クロマトグラフィーを実現し、ラボの運用効率を大幅に向上します。
InfinityLab LC シリーズではルーチン分析から最先端の研究まで幅広いアプリケーションに対応した HPLC および UHPLC ソリューションを取り揃えており、お客様のアプリケーションや予算に応じてお選びいただけます。
自動プロセスモニタリングを実現するオンライン LC システム
医薬品業界における包括的な分析とリアルタイムバイオプロセスモニタリングを目的として設計されたオンライン UHPLC システムです。1290 Infinity III Bio LC システムの高い性能やバイオコンパチブル機能と、1260 Infinity II Prime オンライン LC システムのリアルタイムモニタリング機能を組み合わせたこの統合システムは、科学者に高度な機能を提供するとともに、プロセス分析技術(PAT)によるプロセス制御の効率化を実現します。
ラボを新たなレベルに引き上げる
アジレントのInfinityLab Pro iQ シリーズ は、シングル四重極 LC/MS に革新をもたらす次世代質量検出器です。抜本的に設計を見直してイオン透過率を大幅に向上した質量分析系の心臓部である双曲面形四重極により、LC モジュールと同じ大きさでありながら高感度・広質量範囲(最大 m/z 3,000)を実現。OpenLab CDS との統合でデータインテグリティにも対応しつつ、分子量確認や不純物検出も効率化が図れます。
高速かつ高効率な電子捕獲解離
アジレントの ExD セルは、6545XT LC/Q-TOF に電子捕獲解離(ECD)機能を追加し、トップダウン・ミドルダウン解析の性能を飛躍的に向上。
従来の CID では困難だった翻訳後修飾(PTM)の保持やアミノ酸異性体の識別も可能に。高効率な ECD により、低電荷状態のペプチドにも対応し、より詳細な構造解析が実現します。
5倍の感度向上と分解能、精度の改善を達成
Agilent「Revident LC/Q-TOF」は、根本から Q-TOF の設計を見直すことで、従来比 5 倍の感度と分解能・精度を実現しました。新開発の自動最適化アルゴリズムにより、特に低分子領域での高感度・高精度分析が可能に。
食品中不純物、環境汚染物質、メタボロミクスなど多くの分野に対応します。
JASIS 通信 Vol.5 もお楽しみに (^^♪♪