Lambda FIX II Vector

Lambda FIXIIベクター

  • Spi+/P2 選択により非組み換え体によるバックグラウンドが減少
  • Partial Fill-in法により自己ライゲーションおよびマルチ・インサートを防止
  • Partial Fill-in済みのベクターも提供
  • 迅速なゲノム・ウォーキングおよび制限酵素サイト・マップの作製が可能
  • GigapackIII Goldまたは GigapackIII XL packaging extractが利用可能
 
資料検索
マニュアル検索
分析保証書
MSDS
学術お問い合わせ
よくある質問
ベクターマップ &
シーケンス

用途

  • 高品質のゲノム・ライブラリーの構築
  • 高精度の制限酵素サイト・マップの作製
  • 迅速なゲノム・ウォーキング

挿入サイズ

  • インサート長:9~23 kb
  • GigapackIII XL packaging extractを利用すれば18~23kbのインサートを含むベクターを選択的にパッケージング
  • GigapackIII Gold packaging extractを利用すれば9~23kbのインサートを含むベクターをパッケージング

プロモータ/転写:

  • T3およびT7プロモーターからの末端特異的転写可能

Partial Fill-in法

Lambda FIX IIベクターをXhoIで消化し、dTTPおよびdCTPを用いてpartial fill-in反応を行えば、5'-TC突出末端となり、ベクターは自己ライゲーションしません。インサートDNAをBamHI、MboI、BglII または Sau3AI で消化し、dGTPおよびdATPを用いてpartial fill-in反応をおこなうと、5'-GA突出末端となり、インサートDNAは自己ライゲーションすることはなく、マルチ・インサートを防止します。ただし、partial fill-in されたベクターとpartial fill-in されたインサートDNAはライゲーションされます。このようにpartial fill-in法は、ゲノムDNAの脱リン酸化の必要性を削減し、また、自己ライゲーションやマルチ・インサートを防止し、バックグラウンドを大幅に削減することができます。

Lambda FIX IIベクターおよびインサートDNAのpartial fill-in反応にはアジレント(旧ストラタジーン)のKlenow Fill-In Kit(#200410)をご利用いただけます。また、XhoIにより消化、partial fill-in済みのLambda FIX IIベクターも提供しています。

Spi+/P2選択法

Lambda FIXIIベクターはSpi+/P2選択法により、更にバックグラウンドを削減することができます。Lambda FIXIIベクターはスタッファー・フラグメントにred-gam遺伝子を保有するため、Lambda FIXIIベクターがパッケージングされたファージはXL1-Blue MRA(P2)ホスト大腸菌株では生育しません。一方、スタッファー・フラグメント(red-gam遺伝子)が取り除かれ、インサートDNAを保有する組み換えLambda FIXIIベクターがパッケージングされたファージはXL1-Blue MRA(P2)ホスト大腸菌株で生育しプラークを形成します。よって、プラーク形成のポジティブ・セレクションにより簡単に組み換えラムダ・ファージを選択することができます。

迅速なゲノム・ウォーキングおよび制限酵素サイト・マップ作成

Lambda FIX IIベクターのクローニング領域は両側にT3およびT7バクテリオファージ・プロモーターをもちます。これを利用して末端特異的転写物を作成すれば、迅速なゲノム・ウォーキングおよび制限酵素サイト・マップの作製が容易となります。NotI部位がT3およびT7プロモーターの上流(下流)にあり、インサートおよび2つのプロモーターを含むカセットを切り出すことができます。最適な制限酵素により切り出したカセットを部分消化し、得られた断片をT3およびT7オリゴヌクレオチド・プローブを用いてサザンブロット解析をおこなえば、高精度の制限酵素サイト・マップが迅速に作製できます。

ホスト大腸菌株

Lambda FIXII ライブラリーのスクリーニングおよび増幅用に、XL1-Blue MRAおよびXL1-Blue MRA(P2)ホスト大腸菌株が付属しています。これらのホスト株は制限マイナスなのでメチル化されたゲノムDNAを効率良くクローニングすることができます。

品質管理

テスト用インサート使用時に>5 X 106 cfu/µg λDNA、バックグラウンドは<1%

Images

Click For Full Size
Lambda FIX II Vector/Xho I Partial Fill-in Technique

>>  Footnotes

  • 1. Elgin, E., et al. (1991), Strategies. 4: 6-7.

 
Product Catalog # Amount Price

Lambda FIX II/Xho I Partial Fill-in Vector Kit

248211 1 kit お問い合わせください Call
Lambda FIX II vector, pre-digested with Xho I, then filled in with dCTP and dTTP. Accepts 9—23 kb genomic DNA inserts that are partial digested with Mbo I, BamH I, Bgl II or Sau3A I and then filled in with dGTP and dATP. Contains: 10 µg Lambda FIX II vector, Test insert, Host Strains [XL1-Blue MRA and XL1-Blue MRA(P2)]
分析保証書(C of A) 分析保証書 (C of A)   マニュアル マニュアル

Lambda FIX II/Gigapack III Cloning Kit

248612 1 kit お問い合わせください Call
Includes Gigapack III Gold packaging extract, Contains: Lambda FIX II/Xho I Partial Fill-in Vector Kit, 11 vials of Gigapack III Gold packaging extract, Gigapack lambda control DNA: Lambda cl857 Sam7, Gigapack control host strain: VCS257
マニュアル マニュアル

Lambda FIX II/Gigapack III XL Cloning Kit

248712 1 kit お問い合わせください Call
Cloning kit featuring the lambda FIX II vector, pre-digested with Xho I, then filled in with dCTP and dTTP. Accepts 9—23 kb genomic DNA inserts that are partial digested with Mbo I, BamH I, Bgl II or Sau3A I and then filled in with dGTP and dATP. Includes Gigapack III XL packaging extract, for preferential packaging of phage with large inserts. Contains: Lambda FIX II/Xho I Partial Fill-in Vector Kit, 11 vials of Gigapack III XL packaging extract, Gigapack controls
マニュアル マニュアル