2019年12月開催 第1回食品分析の国際動向を知るシンポジウム 


アジレントは本シンポジウムを応援します。


第1回食品分析の国際動向を知るシンポジウム
「我が国の食品分析の行く先を考える-食品分析の国際状況;CCMAS の動向-」

主催者からのご案内

私たちの生活に食品は欠かせません。その流通は国際的なものとなりつつあります。貿易産品としての重要性も今後さらに増していくことでしょう。これまでには聞くことのなかった国で作られた食品が,食卓にのぼる日もくるでしょう。逆に,旅行先の海外で日本産の食品を食べる機会が増えるかもしれません。
このような食品のグローバル化を支える基礎の1 つともなっているのが,Codex Alimentarius(Codex 委員会)の活動です。Codex委員会は,消費者の健康を保護しかつ公正な貿易の助けとなる様々な食品規格や各種規範,並びに指針等の関連文書を策定しています。Codex 委員会が策定した規格や関連文書は国際的な効力をもつ,いわば国際標準です。我が国の活動もそれらに準拠するあるいはそれらを元に検討することが必要です。

Codex 委員会による規格等が効力を発揮するには,実際に流通する食品の規格への適合を確認しなければなりません。そのために検査が行われます。サンプリングと分析は検査の一部です。食品規格と同様に,サンプリングと分析もまた国際標準となる方法や考え方を踏まえて検討すべき対象です。国際標準となるサンプリングと分析について検討する場所が,Codex 委員会下に組織された分析・サンプリング法部会(CCMAS)です。

諸外国から公正に食品を輸入し安心して消費するため,また我が国から様々な国に滞りなく食品を輸出し安心して消費してもらうために,分析は大きな役割を担っています。このような食品の安全性と公正な貿易に資する分析の国際動向を注視し最新情報も共有することを目的として,本シンポジウムを企画しました。第1回となる今回は,「我が国の食品分析の行く先を考える-食品分析の国際状況;CCMAS の動向-」と題して,私の他2名の方からお話しをいただき,また参加者の皆様からのご意見もいただきながらパネルディスカッションも行います。
参加費は無料です。多くの方のご参加をお待ちしております。

主催

厚生労働行政推進調査事業
「国際食品規格策定プロセスを踏まえた食品衛生規制の国際化戦略に関する研究」班

東京

満席になりましたので、本ウェブサイトでの申し込みは終了しました。参加を希望される方はメールにて以下までご連絡ください。

国立医薬品食品衛生研究所 渡邉
e-mail:tawata@nihs.go.jp
日 時 令和元年 12月 4日(水) 13:30 ~ 17:00
会 場 公益社団法人日本食品衛生協会
食品衛生センター5階講堂
(東京都渋谷区神宮前2-6-1)
定 員 100名
参加費 無 料

プログラム (敬称略)

○ 講演 講演① CCMAS とは何か?-CCMAS の最新動向-
国立医薬品食品衛生研究所安全情報部  渡邉敬浩

講演② 測定(値)の不確かさとは何か?-求め方と使い方-
国立医薬品食品衛生研究所安全情報部  松田りえ子


講演③ CCMAS への積極的な関わり方-分析法の提案に必要なこと-
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
食品研究部門アドバイザー 安井明美
○ パネルディスカッション パネリスト:講演者,一般財団法人日本食品分析センター 杉本敏明,
      一般財団法人日本食品検査 橘田 規

お問合せ

国立医薬品食品衛生研究所 渡邉 e-mail:tawata@nihs.go.jp

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