毎年、ご好評をいただいているアジレントゲノミクスフォーラムを、6月11日(火)、12日(水)の日程で開催します。
1日目は、普及と発展が著しい次世代シーケンサについて、昨年秋に刊行された細胞工学別冊「次世代シークエンサー 目的別アドバンストメソッド」(学研メディカル秀潤社刊)の筆者の先生方に、アドバンストメソッドについて解説いただきます。この本を監修された東京大学の菅野純夫先生に、「次世代シーケンサの現在と未来」をテーマに基調講演をいただきます。また、東京大学 笠原雅弘先生、国立遺伝学研究所 細道一善先生、東京大学 鈴木穣先生、東京大学 三浦史仁先生、国立がん研究センター 柴田龍弘先生、横浜市立大学 鶴崎美徳先生、総勢7名の先生方に、本の解説に加え、最新のアップデート情報を講演いただきます。ヒトのDNA、RNA、エピゲノム、ターゲットリシーケンスを中心に、日々進化する次世代シーケンサ技術を使った研究に尽力していらっしゃる先生方の、生の声をお聞きいただける貴重な機会です。弊社からは最新のNGS関連製品およびサポート情報を紹介します。
2日目は、幅広い研究分野で活用されているマイクロアレイを中心とした最新トピックスを紹介します。ライフサイエンス統合データベースセンター 坊農秀雅先生、農業生物資源研究所 井澤毅先生、慶應大学 洪実先生、京都大学iPS細胞研究所 大貫茉里先生、札幌医科大学 時野隆至先生、国立がん研究センター 山下聡先生、国立がん研究センター 小坂展慶先生、総勢7名の先生方にマイクロアレイを活用した最先端の研究を紹介いただきます。従来の遺伝子発現解析だけでなく、miRNA、lncRNA、ゲノム、エピゲノム研究分野でのマイクロアレイの最新応用例を一度に聞くことができる、またとない機会です。弊社からは最新のアレイ製品、アプリケーションおよびデータ解析ツールについて紹介します。
セッション終了後には、情報交換会を開催します。ぜひ、活発なご議論、ご交流の場として、ご利用ください。
お忙しい折りとは存じますが、急速な勢いで変化、発展するゲノミクス研究の最先端を実感いただく機会として、ぜひ本フォーラムにご参加いただきますようお願い申し上げます。
東京開催 |
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日時 | <1日目> 6月11日(火) 受付終了 次世代シークエンサー 目的別アドバンストメソッド 9:30~17:00 ※受付開始9:00 <2日目> 6月12日(水) 受付終了 マイクロアレイを用いた先端バイオロジーの探究 9:30~17:00 ※受付開始9:00 |
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会場 | 国際ファッションセンター 3階 KFCホール 東京都墨田区横網一丁目6番1号 |
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定員 | 各250名 | |
参加費 | 無料 |
時間 | 講演内容 |
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9:00 | 受付開始 |
9:30-9:35 | 開会のご挨拶、会場のご案内 |
9:35-10:10 | 基調講演 「次世代シーケンサの現在と未来」 東京大学大学院新領域創成科学研究科 菅野 純夫先生 |
10:10-10:45 | 準備・導入編 「次世代シークエンサーの解析に必要なコンピューター環境と PacBio RS のロングリードを用いたゲノムアセンブリアルゴリズム」 東京大学大学院新領域創成科学研究科 笠原 雅弘先生 |
10:45-10:50 | 休憩 |
10:50-11:25 | 統合解析編 「がんエクソーム解析の実際」 国立がん研究センター 研究所 がんゲノミクス研究分野 柴田 龍弘先生 |
11:25-12:00 | ヒトゲノム(既知ゲノム)解析編 「ゲノム医科学研究ツールとしてのHLA領域の統合的ゲノム解析」 国立遺伝学研究所 人類遺伝研究部門 細道 一善先生 |
12:00-13:00 | 休憩(お弁当をご用意しております。) アジレントゲノミクス製品 海外での活用例 Jacob Thaysen, Vice President, General Manager, Agilent Technologies, Inc. Genomics Division |
13:00-13:40 | アジレントNGS関連の最新製品と応用例 アジレント・テクノロジー株式会社 箕浦 加穂 |
13:40-14:00 | 成功するターゲットエンリッチメントのためのサンプル&ライブラリQC アジレント・テクノロジー株式会社 津本 裕子 |
14:00-14:35 | 遺伝子発現制御解析編 「RNA-Seq」 東京大学大学院新領域創成科学研究科 鈴木 穣先生 |
14:35-14:55 | 休憩 |
14:55-15:30 | エピジェネティクス解析編 「高感度メチロームシーケンシング:PBAT法による全ゲノムおよびターゲット解析」 東京大学大学院理学系研究科 生物化学専攻 三浦 史仁先生 |
15:30-16:05 | 統合解析編 「次世代シークエンサーによるヒトの疾患ゲノム解析」 横浜市立大学大学院医学研究科遺伝学 鶴崎 美徳先生 |
16:05-17:00 | 次世代シーケンサーデータ解析をより手軽に! 1. FASTQファイルの入力で変異検出までを自動で行うHaloPlex専用解析ツール SureCall アジレント・テクノロジー株式会社 吉崎 史子 2. 様々なアプリケーションを、より深く解析、より美しくビジュアル化、GeneSpring NGS/Avadis NGS アジレント・テクノロジー株式会社 安藤 候平 |
17:00-19:00 | 情報交換会 |
時間 | 講演内容 |
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9:00 | 受付開始 |
9:30-9:35 | 開会のご挨拶、会場のご案内 |
9:35-10:10 | 「ライフサイエンスデータベース統合化の現状と活用法」 情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター 坊農 秀雅先生 |
10:10-10:50 | アジレント遺伝子発現マイクロアレイを用いた定量発現差解析のアドバンテージ - RNA-seqとの使い分け・データ比較 アジレント・テクノロジー株式会社 福岡 弥生 |
10:50-10:55 | 休憩 |
10:55-11:30 | 「変動する自然環境下でのフィールドトランスクリプトーム解析」 農業生物資源研究所 植物科学研究領域 植物生産生理機能研究ユニット 井澤 毅先生 |
11:30-12:00 | 微量サンプルのゲノムコピー数解析アプリケーション アジレント・テクノロジー株式会社 澤田 裕子 |
12:00-13:00 | 休憩(お弁当をご用意しております。) アジレントゲノミクス製品 海外での活用例 Jacob Thaysen, Vice President, General Manager, Agilent Technologies, Inc. Genomics Division |
13:00-13:35 | 「初期発生・幹細胞・リプログラミングに関わる転写調節ネットワーク」 慶應義塾大学医学部坂口光洋記念システム医学講座 洪 実先生 |
13:35-14:10 | 「正しいヒトiPS細胞の選び方」 京都大学iPS細胞研究所 初期化機構研究部門 大貫 茉里先生 |
14:10-14:20 | 休憩 |
14:20-14:55 | 「癌関連遺伝子p53によって転写制御されるlincRNAの網羅的解析(仮題)」 札幌医科大学医学部 フロンティア医学研究所 ゲノム医科学部門 時野 隆至先生 |
14:55-15:30 | 「最近のがん研究におけるマイクロアレイの活用」 国立がん研究センター研究所 エピゲノム解析分野 山下 聡先生 |
15:30-15:40 | 休憩 |
15:40-16:15 | 「分泌型マイクロRNAによるがん悪性化機構の解明とその治療・診断への応用」 国立がん研究センター研究所 分子細胞治療研究分野 小坂 展慶先生 |
16:15-16:35 | アジレントmiRNAマイクロアレイによる体液中miRNA発現プロファイリング アジレント・テクノロジー株式会社 堀井 鈴子 |
16:35-17:00 | 最新のGeneSpring12.5で可能になったマイクロアレイと次世代シーケンスデータ解析 アジレント・テクノロジー株式会社 石井 善幸 |
17:00-19:00 | 情報交換会 |
アジレント・テクノロジー株式会社マーケティングサービス部セミナー担当
電話:0120-477-111 FAX:0120-560-320 e-mail:lsca_seminar@agilent.com