12月開催 3社共催 農薬分析技術セミナー2011

 

 拝啓 晩秋の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
 日頃より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

 食品中残留農薬分析におけるポジティブリスト制度施行から 4年が経過し、分析現場では多検体、低コスト、短時間な手法に対してのニーズが高まっています。
 この度、お客様に最新のトータルソリューションを提供するべく、株式会社アイスティサイエンス林純薬工業株式会社アジレント・テクノロジー株式会社の 3 社共催にて食品中残留農薬分析技術セミナー 2011 を開催いたします。食品中残留農薬における前処理、測定、標準試薬の有用な情報をご提供させて頂きたいと存じます。
 今回は埼玉県衛生研究所 石井里枝博士をお招きし、残留農薬等の分析法とその妥当性に関する特別講演を行います。分析法開発と分析法の妥当性評価をはじめとした、測定の信頼性確保について御講演をお願いしております。お客様におかれましても、ご関心の高い内容と存じます。

お忙しい折とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご参加頂けますようお願い申し上げます。

敬具

株式会社アイスティサイエンス
林 純 薬 工 業 株 式 会 社
アジレント・テクノロジー株式会社

 
日 時 : 2011年12月14日(水曜日) 13:00 ~ 17:00   ※12:30から受付開始
場 所 : Luz(ラズ)大森  4F入新井集会室 (JR大森駅より徒歩3分)
〒143-0016 大田区大森北1-10-14
TEL:03-5767-7747 / FAX: 03-5767-7748
http://www.luz-omori.com/info/index.html
交 通 : JR京浜東北線大森駅下車東口 徒歩約 3 分
参加費 : 無料
定 員 : 先着 100名
申込方法 : セミナー参加を希望される方は、お申込みフォームに必要事項を 記入の上、お申込ください。

 
対象のお客様
 
  • 農薬分析をされているユーザーおよび興味をお持ちの方
  • 分析法の開発および妥当性評価に興味をお持ちの方
  • 前処理の迅速化および自動化に興味をお持ちの方
プログラム
 
13:00 - 13:10 開会の挨拶
13:10 - 14:30

【特別講演】

残留農薬等の分析法と妥当性評価
~埼玉県衛生研究所における取組みと現状~

            埼玉県衛生研究所 水・食品担当 専門研究員 石井里枝 博士

(講演概要)
平成19年11月に「食品中に残留する農薬等に関する試験法の妥当性評価ガイドラインについて」通知が、平成22年12月には同改正通知が発出され、各試験機関では平成25年12月を目途に業務管理規定を整備し、採用している試験法の妥当性評価を実施することがうたわれています。当所では平成20年1月から、当所の検査体制に見合った妥当性評価を行うために検討を開始し、採用している残留農薬等分析法について妥当性評価を実施してきました。本セミナーでは、これまでに当所で取り組んできた内容についてお話しします。

14:30 - 15:00

残留農薬自動前処理装置の実例
                       株式会社 アイスティサイエンス

(講演概要)
食品残留農薬分析において、前処理に対し時間を多く割いている事が現状だと思われます。このたびのセミナーでは、自動前処理装置と GC 大量注入法を組み合わせた短時間で高精製な前処理のご紹介を致します。また、新発売の ST-L300 による、自由な組み合わせ動作が可能な装置もご紹介いたします。この装置を用いることで前処理の検討が格段に効率化出来ます。

15:00 - 15:20 コーヒーブレイク
15:20 - 15:50

GC 大量注入法による残留農薬分析のメリット
                       株式会社 アイスティサイエンス

15:50 - 16:20

GC/MS/MS の最新ソリューションと GC/Q-TOF のご紹介
                       アジレント・テクノロジー株式会社

食品中残留農薬分析では、前処理に加え、分析機器による測定と解析、および分析装置の運用 (分析条件の最適化や装置メンテナンス等) も大変重要です。測定結果の信頼性の観点から、その手間を省略することはできません。アジレントでは、選択性・安定性の高い 7000B GC/MS/MS や運用面で役立つ分析メソッド作成の支援ツールなど充実したソリューションを準備しています。今回は装置評価における新しい提案を含めて、最新ソリューションをご紹介いたします。また、精密質量測定による選択性の向上が期待できる新製品 7200 GC/Q-TOF も合わせてご紹介いたします。

16:20 - 16:50

農薬標準品及び関連製品・書籍のご紹介
                       林純薬工業株式会社

(講演概要)
食品中の残留農薬分析において、試薬は重要な位置を占めています。本セミナーでは農薬標準品、安定同位体標識標準品のご紹介のほか、分析法の妥当性確認の取り組みにお役立ていただける書籍 「食品分析の正しさ~信頼性保証の実践とその意味~」 についてご紹介いたします。

食品分析結果の正しさ~信頼性保証の実践とその意味~
著者:渡邉敬浩、松田りえ子

我が国の食品分析への信頼性保証の導入は、平成7年の食品衛生法の一部改正と「指定検査機関における製品検査の業務管理について」(平成8年)の通知に始まりました。当時は、我が国における信頼性保証の萌芽期にあたり、携わる人々皆が模索する状況にあったのかと思います。本書の前身ともいうべき、「内部精度管理-食品衛生検査の実際」では、その頃導入された精度管理(内部品質管理)の実施法を中心に解説しました。その後今日までに、分析法の妥当性評価ガイドラインが通知され、最近では、「測定値の不確かさ」についての議論が盛んです。このように、信頼性保証の枠組みがより明確になっていく一方で、「分析結果の信頼性を保証することの意味」についてはあまり語られることがないようにも感じています。
本書では、分析結果の信頼性保証の枠組みに始まり、その大きな柱となる手法(分析法の妥当性確認、内部品質管理、技能試験)について解説しています。測定値の不確かさについても、その推定手法の紹介とともに若干の解説を加えました。また、単に解説するだけではなく、それらの「意味」について考えていただけるよう、本書のあちこちにヒントをちりばめました。

16:50 - 17:00 質疑応答 閉会の辞

 

※プログラムは予告なく、変更になる場合があります。予め、ご承知おきください。


 

□申し込みに関するお問合せ

    アジレント・テクノロジー株式会社
    市場開発部 瀧川
    〒192-8510 東京都八王子市高倉町9-1
    TEL: 0120-477-111   FAX: 0120-560-320
    e-mail:yoshizumi_takigawa@agilent.com

□共催会社ホームページ

    林純薬工業株式会社 http://www.hpc-j.co.jp/sd/sd.html
    株式会社 アイスティサイエンス http://www.aisti.co.jp/