時間
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講演内容
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9:30 |
受付開始
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10:00 - 10:10 |
開会のご挨拶、会場のご案内 |
10:10 - 10:50 |
特別講演1
トリプル四重極LC/MSによる中心代謝産物一斉分析法の応用
講師 : 神戸大学 大学院工学研究科 応用化学専攻 松田 史生 先生
近年、糖リン酸、有機酸、補酵素類といった中心代謝物質の一斉分析に、イオンペア試薬を用いた逆相分離と、多チャンネルのMRM検出を組み合わせたトリプル四重極LC/MS法が利用されはじめている。本講演では微生物中心代謝の解析へ本法を応用した事例を紹介し、高感度化、マルチターゲット化などの展開について概説する。
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10:50 - 11:20 |
特別講演2
茶系飲料に含まれる香気成分解析 ~メタボロミクスの応用と前処理の簡素化~
講師 : 株式会社伊藤園 中央研究所 岡野谷 和則 様
緑茶 (煎茶) に含まれる香気成分は紅茶やコーヒーと比較して非常に少なく、またわずかな変化でも香味に影響を与えます。従って茶の香気成分を解析するためには、簡便で精度・感度に優れた前処理技術や複雑なデータ解析が必要です。弊社では多数のサンプルを解析するために新しい前処理方法を検討し、さらに OMICS 研究で用いられている多変量解析も取り入れ、茶の香気成分解析を行っております。今回そのいくつかの例についてご紹介いたします。
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11:20 - 11:50 |
研究開発ステージにおけるメタボロミクスからの提言
講師 : ヒューマン・メタボローム・テクノロジー株式会社
ここ数年は依頼数が一年で倍になる状況を呈しており、様々な分野に研究ツールとして急速に浸透しつつあります。弊社ではユーザーとの対話や自社研究による経験から、実験デザインやコスト、適用分野などについて述べさせていただくとともに、近年利用が進みつつある発酵による生産性向上や製品分析からの品質管理などいくつかの実例をご紹介させていただきます。
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11:50 - 13:10 |
昼食 ※昼食の提供はございません。
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13:10 - 14:10 |
特別講演3
CE-MSメタボロミクスによる医薬研究
講師 : 慶應義塾大学先端生命科学研究所 曽我 朋義 先生
演者らが開発したキャピラリー電気泳動-質量分析計 (CE-MS、CE-TOFMS) によるメタボローム測定法は、細胞内のイオン性代謝物を高い分離能で定量分析できる測定法であり、千種類以上の代謝物の一斉分析を実現した。本講演では、本法によって探索に成功した唾液による膵臓がん診断など各種疾患のバイオマーカーの発見例を紹介する。また、最近、がんの研究で再び脚光を浴びているがんの代謝とシグナル伝達、抗がん剤開発に関しても議論したい。
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14:10 - 14:50 |
特別講演4
腸内環境とメタボローム研究
講師 : 協同乳業株式会社 研究所 技術開発室 松本 光晴 様
ヒト大腸内に生息する腸内常在菌は約 1000種類、糞便1gあたり 1011-1012 個存在し、宿主の健康に強く関与している。長年、腸内常在菌の解析が盛んに行われてきたが、未だに十分ではなく、その生体への影響を調べようにも難培養性細菌が大半を占めており困難を極めている。そのような状況であるため、腸内常在菌の代謝産物の研究は殆ど進んでいない。しかしながら、代謝産物が生体に直接的に影響を与えていることは想像するに難くなく、腸内環境と健康の関連性の研究には欠かせないファクターである。本講演では、CE-TOFMS を用いて、糞便メタボロームを解析することで得られた知見を紹介する。
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14:50 - 15:10 |
コーヒーブレイク |
15:10 - 16:10 |
特別講演5
メタボリックプロファイリング技術のアプリケーション
講師 : 大阪大学工学研究科生命先端工学専攻 福崎 英一郎 先生
メタボリックプロファイリングとは、極限すれば、メタボローム (代謝物の定量情報) と解析対象の定量的表現型の相関を解析することを意味する。表現型の定量予測モデルを構築するとともに、性能向上戦略を提供することと言える。当該戦術の適用範囲は広く、対象は、動植物、微生物、食品等に及ぶ。本セミナーでは、動物、微生物、食品を対象とした具体的なアプリケーションを紹介し、当該戦術の一般性と有用性を示したい。
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16:10 - 16:30 |
Agilent からメタボロミクス用トータルソリューションのご提案
講師 : アジレント・テクノロジー株式会社
Agilent ではメタボロミクス用に、GC/MS、LC/MS、CE-MS、ICP-MS、NMR、多変量解析ソフト、パスウェイ解析ソフト等々の全てのツールを取り揃えています。本セミナーでは皆様の研究内容、用途に適したソリューションをご提案します。
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16:30 - 16:40 |
質疑応答 |