FAQ (LC/MS MassHunter 関連)

ご不明な点がございましたら、カストマコンタクトセンターまでご連絡ください。

カストマコンタクトセンター

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Qualitative

ALC/MS MassHunter Qualitative Analysis Software について

(A)ご使用前の確認事項及び画面の表示について

1. ソフトを 2つの PC に入れたが、双方で Menu 表示が異なる。何を確認したらよいか?

Qualitative Analysis の画面にある Tool/User Interface をご確認ください。
詳細は添付 File をご確認ください。

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2. 画面のレイアウトを編集したが、最初の状態に戻したい。

View Menu より、Window Layouts/Restore Default Layout としますと、初期状態に戻ります。

3. エクセルの再インストールをした後、一部のレポートが出なくなってしまった。

エクセルオプションの設定が必要です。添付Fileをご確認ください。

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(B)クロマトグラム

1. クロマトやスペクトルのズームインはどうするのか?

マウス右のドラッグで囲うと、拡大が可能です。

2. 複数のシグナルを取り込んだ場合、Fragmentor を数種、および DAD の Data のクロマトグラムを同時に表示させるには?

画面左側の Method Explorer にある Chromatograms/Define Chromatograms を選択します。
異なる Fragmentor の Data を表示させる場合、Type を TIC、Advanced のタブに入り、
Fragmentor の ”Any "" の欄に測定時の Fragmentor の値を入力します。
登録をした後、Add もしくは Change を押します。
UV など他の検出器を表示させる場合は、Type を “Other Chromatogram” を選択した後、
検出器名を選択、適宜信号を選択して、Add もしくは Changeを押します。
こちらを File Open Actions に登録しておくと、Data 読み込み時に自動的に処理がされます。

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3. クロマトグラムのタイトルにフラグメンター、コリジョンエナジーなどを掲載したい。

Tool/Plot disipaly option を開きます。Expanded にチェックを入れますと表示されます。

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4. TOF の DATA を EIC 表示させる際、正確な精密質量が分からない。小数点一桁までは入れたが、EIC 表示されない。

Defined Chromatograms の EIC を選択すると、Advanced というタブがあります。
この中の Single m/z expansion for this chromatograms で質量の範囲の幅を変更できます。Symmetric(m/z、ppm)、
または Asymmetric(m/z)を選択できます。この場合は、m/z を選択して幅を広めにして EIC を表示します。

5. TOF の DATA を EIC 表示させたいが、小数点第 4位まで入力しても、小数点 1位までしか表示されない。

Tool/User Interface Configuration を開いてみてください。こちらの Accurate MS に Check が入っているか確認ください。

6. General MS Integrator、MS/MS Integrator、Chemstation Integrator とあるが、どのような違いがあるのか?

MS/MS Integrator は、パラメータを持たないため、設定不要となります。General、Chemstation はパラメータを持っており、大きな違いは Chemstation には Timed Event Table があり、時間毎に Parameter の変更が可能です。

7. 表示されるクロマトグラムのプロット線の色・太さ・パターンを変更したい。

Display optionなどを変更することで設定可能です。詳しくは以下の資料をご参照ください。

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(C)スペクトル

1. 減算したスペクトルを出す方法

バックグラウンドの指定方法は以下の4通りです。

  • Peakの開始点と終了点の平均
  • Peakの開始点もしくは終了点
  • ユーザーが決めた Background Spectrum
  • ユーザーした指定したタイムレンジ
    タイムレンジの場合は、直接タイプして頂きます。

2. TOF の Data の Spectrum を表示させたが、軸ずれが見られる。Data を取りなおさずに、較正出来ないか?

アクイジションソフトウェアで「リファレンスマス」キャリブレーションを使用して、測定中に自動較正実施出来ますが、この機能を使用していない場合でも、スペクトルに既知の質量が存在すれば、測定終了後にリキャリブレーションを使用して、スペクトルを抽出した後で、スペクトルの再キャリブレーションが可能です。

  1. MS Spectrum Result の Window 上で右クリックし、Recalibrate を選択。
  2. 較正に使用するイオンにチェックをします。
  3. 全てのスペクトルに適用するか、現在選択されているものだけかを選択/実行します。

3. プロファイルで表示されているスペクトルをセントロイドに変換出来るのか?

スペクトルが表示されている画面で右クリックをすると、メニューが表示されます。この中の Convert Profile to Centroid もしくは Convert Profile to Centroidand Replace を選択します。

(D)その他

1. File Open Actions とは?

データを読み込み時に、自動的に処理をさせる項目を意味します。例えば MRM データを読み込む際に
Define Chromatograms/MRM を設定しておくと、自動的に処理が行われデータが表示されます。
但し、多数の処理を行うと読み込みに時間がかかります。

2. Analysis Report を出力しようとしても、Print まで出来ない。

メソッドエクスプローラから General を開き Analysis Report の設定項目を確認します。
Show Chromatogram の Check が入っていることを確認します。

ALC/MS MassHunter Quantitative Analysis Software 編

(A)画面の表示について

1. 画面のレイアウトを編集したが、最初の状態に戻したい。

View Menu より、Window Layouts/Restore Default Layout としますと、初期状態に戻ります。

2. バッチテーブルの表示項目などの設定を保存・読み込みしたい。

バッチ画面のメニューから

View > Save Column settings…
表示 > 列設定の保存…

を選択します。
現在の表示設定に名前をつけて .quantcolumns.xml 形式ファイルで保存することが出来ます。
保存先は自由に選択できますので、バッチと同じ場所か、各ユーザーの方が分かりやすい場所に保存してください。

3. 化合物クロマトグラムの一覧 (Compound at a glance) の設定を保存・読み込みしたい。

化合物クロマトグラムの一覧 画面のメニューから

Layout > Save/Load Layout…
レイアウト > レイアウトの保存・読み込み

を選択します。
現在の表示設定に名前をつけて .quantcaglayout.xml 形式ファイルで保存することが出来ます。
保存先はデフォルトでは MassHunter > Layouts > Quant > Compounds-at-a-Glance に設定されています。
保存先は自由に選択できますので、各ユーザーの方が分かりやすい場所に保存してください。

また、初期から定義されているいくつかのレイアウトを使用することも出来ます。

レイアウト > 定義済みレイアウト
Layout > Defined Layout

から選択するか、Layout メニューの直下に表示されている選択肢を選ぶことで、使用可能です。

(B)Batch作成

1. ワークリストを作成する際、どの Sample がスタンダードかなどを指定し忘れた。Batch 作成前に編集出来るのか?

Batch を新規作成し、Add Samples を行った後、Type を変更することが可能です。

2. 定量するシグナルのイオンポラリティはどこで設定するのか?

化合物のリストの中に、Ion Polarity の表示がない場合は、右クリックをし Add Column をして頂きます。
表示されるリストから、Ion Polarity を選択します。

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3. Compound Information Window に "No Data Points" となってしまう。

化合物の設定に矛盾がある場合に発生する可能性があります。
多くの場合、正しいイオンポラリティを選択していない場合があります。
先の質問 「定量するシグナルのイオンポラリティの設定方法」 を参照してください。

4. ある化合物のみ積分されていないことがわかった。条件を整えて積分をさせる場合はどうしたらよいか?

MS/MS Integrator を使って拾えない場合は、General など、別の方法で積分をしてみてください。Time Segment を極端に狭くした場合など、Data Point が充分得られずに発生します。メソッドエクスプローラの Advanced Tasks にある Integration Setup より変更が出来ます。

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5. リキャリブレーションを行う場合の手順は?

リテンションタイムのシフトなどは Update のメニューから可能です。
化合物のレスポンスを入れ替える場合は、New Batch を作成、Add Samples を行った後、
既存メソッド(化合物のイオン、そのほかの条件を持つ) ファイルを読み込み Analyze Batch を行います。

6. 複数の化合物の検量線を作成する際、一部の化合物のみレベル数を変えることは出来ないか?

以下の資料を参照ください。

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(C)Report作成

1. Report 作成時、Excel が起動するタイミングで Task Error となる。

Microsoft Office の何れかのアプリケーションを閉じてから、行ってみてください。

2. 多数のレポートテンプレートがあり、ひとつひとつを作ってみるのは無理がある。事前にサンプルのようなプリント結果はないか?

Mass Hunter の Disk 内にある Supplemental/reportIndex に個々のレポートの PDF ファイルがございます。

3. エクセルの再インストールをした後、一部のレポートが出なくなってしまった。

エクセルオプションの設定が必要です。添付Fileをご確認ください。

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(D)ソフトの情報

1. Mass Hunter の日本語版はないか?

データ解析ソフトは日本語環境のWindows PCにインストールすることで日本語での使用が可能です。