「オミクス研究を加速する次世代マイクロアレイ」
低発現遺伝子にフォーカスできる新しいアレイプラットホーム
マイクロアレイ技術が生み出されてから10余年。遺伝子発現の変化を包括的に評価することを目的として登場したマイクロアレイは、急速な勢いで発展をとげ、今では、疾患マーカーの探索、分化発生学、作用経路のマッピング、機能分析、毒物学など、その応用範囲は各方面に広がりつつあります。
アジレントでは、このような多種多様な生物学的事象の解明を幅広いアプローチで行えるよう、多くのアプリケーションに対応したマイクロアレイソリューションを提供しています。ゲノムのコピー数変化の網羅的解析(アレイCGH)、複製・転写調節の研究(ChIP-on-chip、メチレーション)、遺伝子発現プロファイリング、マイクロRNA発現プロファイリングなど、目的に応じたアプリケーションを共通のプラットフォームで使用可能です。また、これらの異なるアプリケーションから得られたデータを統合的に解析することで、新たな知見が得られ、より深い生物学的な解析が可能となります。
アジレント社製マイクロアレイはヒューレット・パッカード社時代から培ったインクジェットプリンタ技術を用いて、1 x 3 inchの標準サイズのスライドグラス上で 60merのオリゴマーをIn situ合成しています。最新のインクジェット技術を用いる事により、高感度、高品質、高精度のアレイをロット差なく提供しています。また、特異性や Tm値などを考慮し最適化されたプローブを搭載することにより、低ノイズ、高感度、高解像度を実現しております。遺伝子発現やマイクロ RNA では5桁にわたる広いダイナミックレンジを実現し、従来のアレイでは困難とされていた低発現領域における解析を可能としました。
さらにアジレントカスタムアレイの応用として、2007年には、乳がんの再発リスク予測のため、FDA がアレイを使用した遺伝子検査としてはじめて認可した 「Mammaprint」 が登場し、海外では診断ツールとしての開発が急速に進んでいます。
本発表では、アジレントマイクロアレイの基本的性能や各種アプリケーションの特長をご紹介するとともに、異なるアプリケーションデータの統合的解析の例をご紹介いたします。