マイクロアレイ実験に適した品質の高いRNA
マイクロアレイによる遺伝子発現解析を確実に行うには、分解を受けていない高品質のRNAが不可欠です。従来、RNAの品質を測定するにはアガロースゲル電気泳動が用いられてきました。しかし、この方法はプロトコルが複雑ですし、なによりRNAを多く必要とするのが問題でした。
アジレントは、トータルRNAやmRNA試料の品質チェック、およびこれらの濃度を同時に測定するRNA分析法を提供します。
- 少量のサンプルでも確実に分析できます
分析に必要なサンプルはわずか1 μl です。しかも、5 ng/μl程度のRNAで充分1回の分析が行えます。ですから、これまでより少ないサンプル量で、しかも確実に品質分析が可能になります。
- RNA分解を確実に検知
RNAが分解してできた小フラグメントや、rRNAピーク比を手がかりとして、RNAの分解度を簡単に検出します。
- rRNAコンタミネーションの自動計算
Agilent 2100バイオアナライザーソフトウェアはmRNAのコンタミネーションテスト機能を搭載しています。mRNA サンプルの中にどれだけrRNAが混入しているかを自動計算します。
以下の図は、マイクロアレイ実験用のcRNAサンプル調製において、Agilent 2100バイオアナライザーがどのステップで品質チェックできるかを表しています。
以下のRNA LabChipキットがお求めいただけます。
Agilent RNA6000ナノキット
Agilent RNA6000ピコキット
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