Pub.No. TI 16B2G1-054
アミトロールは水田で広く使用される塩基性農薬で、極性が高く、直接GCやGC/MSで測定することが困難な農薬です。従って、作物中の告示残留分析法はHPLC法が採用されています。この農薬は作物中の残留基準が食品衛生法で規定されているだけでなく、外因性内分泌撹乱物質としても疑わしいとされている農薬であり、環境中での微量分析法が必要です。しかし、直接分析ではUV吸収がないため、フルオレスカミンによる蛍光誘導体化が不可欠です。しかし、この方法を使用しても高感度分析は困難であり、より高感度、高選択的な分析法が必要です。そこで、ここではエレクトロスプレー法によるLC/MSでの分析を試みました。
●分野 | : | 環境 |
---|---|---|
●キーワード | : | アミトロール、農薬、残留、エレクトロスプレー法、LC/MS、TI 16B2G1-054 |
●掲載年月 | : | 2001/01 |
●ページ数 | : | 2ページ (PDFファイルサイズ 45kB) |