Pub.No. TI 16B2G1-051
生体アミンであるカテコールアミンはチロシンを前駆物質とし、ドーパを経てドーパミン(DP)、ノルアドレナリン(NA)、アドレナリン(AD)の順に生合成され、いずれも神経系で神経伝達物質として機能します。これらの生体アミンは極微量であることから、その分析には電気化学検出( E C D )やGC/MSが用いられます。特にGC/MS。では構造に関する知見が得られ、また選択的イオン検出(SIM)により高感度分析が可能であることから、微量アミンの定性、定量に有用な分析法です。しかしながら、これらの生体アミンをGC/MSで直接分析するにはPFP化等の誘導体化操作を必要とし、前処理操作が煩雑であることが否めず、より簡便な分析法が望まれます。そこで、本資料では、エレクトロスプレー法を使用したLC/MSでの分析法について紹介します。
●分野 | : | 製薬/バイオ医薬品 |
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●キーワード | : | カテコールアミン、TI 16B2G1-051 |
●掲載年月 | : | 2001/01 |
●ページ数 | : | 2ページ (PDFファイルサイズ 51kB) |