Pub.No. TI 16B2G1-033
タウリンは力キなどの貝類に多く含有されている含硫アミノ酸です。タウリンは通常システインから合成されるため、代謝機能が正常な人では栄養素としての欠乏症は認められていません。 しかし、新生児はタウリン合成機能が低いため、十分な補給が必要です。 タウリンは母乳には十分含有されていますが、牛乳などは含有量が少量であるため、牛乳タンパクをベースとした乳児用人工手L製品にはタウリンが添加されています。 また、滋養強壮・疲労回復の効能を挙げたドリンク剤にもタウリンが添加されています。従来、タウリンの分析法としては、プレカラムまたはポストカラム誘導体化HPLCが広く使用されています。 しかし、食品の中には共存物質が多く、前処理が煩雑であり、測定が困難な場合があります。 今回はエレクトロスプレ一法を使用したLC/MSで検討を行いました。
分野 | 食品 |
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キーワード | ドリンク剤、タウリン、TI 16B2G1-033 |
掲載年月 | 2001/01 |
ページ数 | 2ページ (PDFファイルサイズ 93kB) |
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