Pub.No. TI 16B2G1-016
ヒト血清中には遊離型ステロイドとともに、硫酸またはグルクロン酸抱合型のステロイドも存在します。特に、デヒドロアンドロステロンスルフェートはヒト副腎網状帯由来の副腎アンドロゲン中の主要ステロイドの一つで、血中での半減期が長いことから、副腎皮質機能を判断する指標として有用視されています。従来、これらステロイドスルフェートの分析はGC/MSやHPLC等で測定されていますが、GC/MS法は高感度、高選択的である反面、試料から抽出する際に遊離型からの分画、抱合体の加水分解、さらには複雑な誘導体化が必要です。 ここではエレクトロスプレー法を使用したLC/MSで検討を行いました。
●分野 | : | 製薬/バイオ医薬品 |
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●キーワード | : | アナボリックステロイド、ヒト血清、エレクトロスプレー法、LC/MS、TI 16B2G1-016 |
●掲載年月 | : | 2001/01 |
●ページ数 | : | 2ページ (PDFファイルサイズ 80kB) |