Pub.No. TI 15F1D1-012
従来、環境問題に関するモニタリングは、主に排出源からの環境汚染物質の排出量や、大気および河川水中の汚染物質濃度など、自然環境を対象として行われてきました。しかし、環境汚染は最終的には人間に影響を与えるので、植物や人間といった生物試料および生体試料のモニタリングの必要性も重要視されてきています。生体試料に関しては、以前から行われている有害金属元素の測定だけでなく、栄養学的観点や病理学的観点から、主成分分析とともに極微量金属元素の測定の要求が増えています。ICP-MSは、高感度で、ダイナミックレンジが広く、さらに多元素同時測定が可能なため、生体分野でも活用例が増えてきています。
(HP 4500 ICP-MSをご利用のお客様へ)
分野 | 環境、バイオ医薬品/医薬品 |
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キーワード | 生体試料、頭髪、誘導結合プラズマ質量分析計、ICP-MS、HP 4500、TI 15F1D1-012 |
掲載年月 | 2000/12 |
ページ数 | 2ページ (PDFファイルサイズ 141kB) |