Agilent ChemStation ソフトウェアは、業界最高の販売数を誇るデータシステムです。このように広く利用されている理由としては、さまざまなクロマトグラフィテクニックに対応していること、幅広いアドオン製品や専用アプリケーション、パートナーソリューションが用意されていること、ニーズの変化に応じて展開できることなどがあります。
アジレントはこのたび、OpenLAB クロマトグラフィデータシステム (CDS) ChemStation Edition を発表しました。簡単なアップグレードで、以下のような強力な新機能が得られます。
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直観的で柔軟性の高いレポート作成機能
ChemStation ソフトウェアに完全に統合されている OpenLAB CDS Intelligent Reporting は、内蔵のカスタム計算機能と自動リミットチェック機能により、結果のレビューや承認をスピードアップします。Report Template Editor では、簡単なドラッグ&ドロップインターフェースが採用されているので、レポートテンプレートを迅速に作成できます。インテリジェントレポートには、標準または高度な結果計算を含めることができます。この新しいレポート作成機能を使えば、リミットチェックを盛り込み、合格/不合格の基準を用いて、外れ値に自動的にフラグをつけることも可能です。
ユーザー権限とパスワード保護を簡単に割り当て
OpenLAB CDS ChemStation Edition では、スタンドアロン型ワークステーションでも、ユーザーやその役割を柔軟に設定することができます。たとえば、データを取得できるけれども、再処理はできないような ChemStation ユーザーの役割を設定することも可能です。ChemStation 機能へのアクセス権限を付与する際には、内蔵のユーザー役割を使うことも、40 種類を超えるユーザー権限を網羅した包括的なリストから簡単に新しい役割を定義することもできます。ニーズに応じて、ChemStation 起動の際のユーザー認証を必須とすることも可能です。
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スタンドアロン型ワークステーションから分散システムへの拡張が可能なアーキテクチャ
OpenLAB CDS ChemStation Edition は、スタンドアロン型ワークステーションからネットワーク接続型ワークステーション構成、リモート機器コントロールが可能な完全分散システムへとスケールアップすることができます。完全分散システムでは、ネットワークをつうじて、任意のクライアントからすべての機器にアクセスできます。
完全分散システム構成の場合や、中央データストレージや GLP/GMP および 21 CFR Part 11の遵守が必要な場合には、OpenLAB ECM にデータを保存できます。また、OpenLAB ECM では、必要なデータを迅速に検索し、引き出すことができます。
ChemStation ユーザーを対象にしたお得な期間限定アップグレード
現在 ChemStation A または B バージョンをお使いの方は、新バージョンの C.01 へのアップグレードをご検討ください。すべての高度な生産性機能が手に入ります。さらに、2011 年 10 月 31 日までは、お得な期間限定アップグレードをご利用いただけます。
OpenLAB CDS の数々の利点、クロマトグラフィ管理上の効果などの詳細については、こちらをご覧ください。