ニュースリリース 2012年1月27日付

PRCA12-01

アジレント・テクノロジー、世界初のトリプル四重極 ICP-MS システムを発表

 

 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、業界初となるトリプル四重極型 ICP-MS (誘導結合プラズマ質量分析計) 「Agilent 8800 シリーズ トリプル四重極 ICP-MS システム」 (ICP-QQQ) を発表します。

 今回発表の新たな ICP-QQQ は、既存のシングル四重極 ICP-MS に比べて高性能となっています。MS/MS により、リアクション・モードで正確に干渉を取り除くことが可能です。シングル四重極では実現できない柔軟な分析が可能な ICP-QQQ は、ハイエンド・アプリケーションに適した製品です。

 独自の QQQ 構造を採用した Agilent 8800 はコリジョン/リアクションセルに入ってくるイオンを制御し、サンプルの組成が変わってもリアクションの条件が一定に保たれるようになっています。新たに搭載したリアクション・モードを使う場合でも操作が簡単で、干渉を引き起こしやすい元素でも、効果的で一貫性を保ちながら干渉を除去することができます。Agilent 8800 はシングル四重極 ICP-MS のような使い方も可能で、既存の使いなれた分析メソッドもそのまま使用することが可能です。

 スペインのオビエド大学 物理・分析化学科の Jorge Ruiz Encinar 博士は、次のように語っています。
「Agilent 8800 は標準 ICP-MS の使いやすさを保ちながら、LC-ICP-MS を使って測定が行われていたリンや硫黄を含む化合物の検出限界を改善します。」
 
 Agilent 8800 ICP-QQQ はサンプル中の元素分析向けのソリューションで、以下のような用途に適しています。

  • 高純度サンプルで干渉を与える元素の超微量分析
  • 土壌、岩石、素材中で、多原子あるいは二価イオン干渉が起こる可能性のあるセレンやヒ素の高確度分析 (HCl 中の Ge や As、H2SO4 中の V や Ti など)
  • DNA 中、たんぱく質中、ペプチド中のリンや硫黄の定量分析など、ライフサイエンス・アプリケーション

 当社のスペクトロスコピー製品担当バイスプレジデント Philip Binns は次のように語っています。
「Agilent 8800 ICP-QQQ は革命的とも言える新たな ICP-MS で、高度な研究や困難な分析上の課題を解決する最高の柔軟性を提供します。8800 シリーズは、既に実績のある高性能シングル四重極型 ICP-MS である Agilent 7700 シリーズ ICP-MS と併売します。8800、7700、先日発表したばかりの 4100 MP-AES といったポートフォリオにより、元素分析における当社のリーダーシップはますます強化され続けることになります。」

 Agilent 8800 シリーズ トリプル四重極 ICP-MS システムについての詳細は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
 http://www.agilent.com/chem/icpqqq:jp


 

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、化学分析、ライフサイエンス、エレクトロニクス、コミュニケーション市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。18,700名の従業員を擁し、100カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2011年10月期、66億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp

お問い合わせ先: カストマコンタクトセンター  Tel. 0120-477-111