UV-Vis & UV-Vis-NIR
Cary 60 UV-Vis 分光光度計は、190 ~ 1,100 nm の波長範囲を 3 秒以内にスキャンできます。光路長の長いキュベットや、固体サンプル透過または反射アクセサリを取り付けられる柔軟な UV-Vis 分光光度計であり、光ファイバプローブを取り付けるとキュベットなしで測定が可能となります。
キセノン光源ランプは 10 年間の交換保証付きで(アジレントまたはアジレントの販売店から購入した Cary 60 機器の場合)、ウォームアップが必要なく、光によるサンプルの劣化が生じません。1 秒間に 80 個のデータポイントで高速反応を記録できます。Cary 60 は、ルーチンUV-Vis 分光光度計として、または教育ラボでの使用に適しています。21 CFR Part 11 ソフトウェアツールをオプションで利用できます。
奥行き | 567 mm |
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高さ | 196 mm |
光源 | キセノンフラッシュランプ(80 Hz) |
最大スキャン速度 | 24,000 nm/min |
測光システム | ダブルビーム |
消費電力 | 主電源 100 ~ 240 V AC および周波数 50 ~ 60 Hz |
スペクトルバンド幅 | 1.5 nm |
波長 | 190 ~ 1,100 nm |
幅 | 477 mm |
光軸高さ | 20 mm |
Cary 60 UV-Vis 分光光度計は、1 秒あたり 80 回発光する強力なキセノンランプを搭載しております。キセノンランプは、データ取り込み時にサンプルのみを照射するため、感光性サンプルの劣化を防止するとともに、電力消費を抑えられます。集束度の高いビームは、少量のサンプルを正確かつ高い再現性で測定する場合に最適です。
ビデオを見るCary 60 UV-Vis 分光光度計は、反復的なルーチンアプリケーションと、測定要件の変化が激しい高度なアプリケーションの両方に対応できるように設計されています。サンプルコンパートメントに多様なアクセサリを取り付けられるため、さまざまな種類のサンプルとアプリケーションへの対応が可能です。アクセサリの例としては、高いサンプルスループットを実現する 18-セルマルチセルチェンジャがありますが、エンジンの前面にシームレスに適合します。
Cary 60 UV-Vis 分光光度計は独自の光学設計を採用しているため、室内光による歪みの効果の影響を受けません。この室内耐光性により、サンプルコンパートメント外での光ファイバプローブを用いた測定が可能になります。また、サンプルコンパートメントを開けたまま Cary 60 を簡単に操作できるため、操作ミスに起因するデータ品質低下のリスクを軽減できます。