Agilent 2100 バイオアナライザによる食用魚類の魚種同定

Pub.No. 5989-2982JAJP

Agilent 2100 バイオアナライザによる食用魚類の魚種同定

このアプリケーションノートでは、ポリメラーゼ連鎖反応-制限酵素断片長多型(PCR-RFLP)フラグメント分析による食用魚類魚種の同定で Agilent 2100 バイオアナライザを応用した例を示します。まず、すべての魚類に共通して見いだされるシトクロム-b遺伝子から464 bpのターゲット配列を増幅し、次にその増幅産物を制限酵素で分解しました。得られたDNA 断片はDNA500 LabChip 上で分析しました。精度の高いサイズ判定によって、標準品から得られるプロファイルと試料のそれが簡単に比較できるようになり、PCR-RFLP フラグメント分析においてバイオアナライザの分析が、従来法であるゲル電気泳動とゲルの染色によるDNA検出に比べ大変優れていることが示されました。

分野 食品および飲料検査ゲノミクス
キーワード fish species、 PCR-RFLP、 restriction digest、 DNA 500 LabChip、 bioanalyzer、5989-2982JAJP 
掲載年月 2005/08
ページ数 8ページ (PDFファイルサイズ 336kB)

アプリケーションノートを見る
(PDF 336KB)

使用分析装置

使用分析装置 イメージ画像

Agilent 2100 バイオアナライザ

見積フォームを開く

分析結果の一例

分析結果の一例 イメージ画像クリックして拡大表示ができます。

DdeI およびHaeIII によって得たサケおよびマスのPCRRFLPプロファイル